
※写真は当日の大会のものです
上の写真...なんか艶めかしい(笑)
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@20分1本勝負
×三原一晃
(5分10秒ショートレンジラリアット→体固め)
○The Bodyguard

◎雑感 : 大阪プロレス内でのボディガーの無敵っぷりは相変わらず。
それでもこの試合での一番の盛り上がりは三原がタックルでボディガーを倒してみせたシーン。その成長が垣間見えました。
それにしても観客の手拍子の中で入場してきたボディガーさん。善悪を超えた人気を獲得するのか!?
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A6人タッグマッチ30分1本勝負
○吉江豊&くいしんぼう仮面&えべっさん
(17分30秒ダイビングボディプレス→片エビ固め)
ユタカ&松山勘十郎&×タコヤキーダー





※4年前に大阪プロレスで引退し、今年復帰を果たしたユタカはルードスタイルで登場。吉江はなんと、くいしんぼうのコスチュームに顔にくいしんぼうのペイントをして登場。本日が復帰戦となるタコヤキーダーは復帰をアピールする見事な動きを見せる。最後は吉江がダイビングボディプレスで勝利!
◎雑感 : 吉江ちゃんは昨年の新宿FACE大会以来のくいしんぼうスタイル(コールは前橋の大食い自慢)で登場。あの体格は見てるだけで微笑ましい...けど立派な肉体凶器。
ユタカさんは初めて生で観るワケなのですがコミカルなルードスタイル。あれ、ウワサと違うなぁ(笑)
でも大阪にいないイケメンなのにキモカワな感じがグー!変なツボを押されてしまいました。
これからの参戦に期待ですね。
でも、それより!何より!一番重要なのは王子の復帰なのですよ!出番は多くなかったけれどメデタイ事この上なし!
コスチューム新調によってピカピカ&コテコテ度が増して大阪名物度アップ!
しかもかなり二の腕が鍛えられて太くなってるじゃあーりませんか。今回は蹴り主体な感じだったけれど是非その成果を見せて欲しいっす。
これから王子がどんな路線で行くのか分からないけれど、今までの欠場を挽回すべくじゃんじゃん活躍して欲しい!
まずは復帰おめでとう!おめでとう!おめでとう!!
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B「大阪タッグフェスティバル2009」公式戦30分1本勝負
秀吉&○政宗
(4分39秒スモールパッケージホールド)
×タイガースマスク&ブラックバファロー
※合計点数:秀吉&政宗(6点)、タイガース&バファロー(4点)


※タイガース入場時にThe Bodyguardが後ろからハンマーで政宗の腰を強打し奇襲を仕掛ける。よほどの力で殴ったのか、政宗はこの一撃で戦闘不能状態に。秀吉を蹴散らし、政宗に照準を絞ったタイガース、バファロー。タイガースが政宗に何度も満月の夜を浴びせ、戦国に勝機が無くなったかと思われたが、タイガースのブレーンバスターをスモールパッケージホールドで切り返して大逆転勝利!これで、戦国は6点となりヲロチ、タダスケ組と同じくトップに立った。しかし、政宗は試合後にタイガース達に痛めた腰を凶器で殴打され、自力で立てない状態のまま控室へ戻った。
◎雑感 : 試合はボディガーの背後からの襲撃からガチャガチャとしてましたねぇ。ただただ印象は政宗の壮絶なやられっぷりから漂うその色気!おかげで秀吉が蚊帳の外(泣)
しかも先日の「ジャンケン決着」もあってなのか、ファンの声援は圧倒的に戦国。いつもは最悪軍団を応援している方も今回ばかりは反乱を起こしてらっしゃいましたねぇ(笑)
そして苦戦に苦戦を重ねた上の絵に描いたような戦国の逆転勝利。おかげで(?)戦国の決定戦出場を、という想いがファンの間で強くなりました。
タイバファ、ナイスアシスト!
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C「大阪タッグフェスティバル2009」公式戦30分1本勝負
ビリーケン・キッド&×ペロ
(16分34秒片山ジャーマン・スープレックス・ホールド)
小峠篤司&○原田大輔
※合計点数:ビリー&ペロ(5点)、小峠&原田(5点)




※勝てば7点で優勝の見込みが出てくるビリー組。大声援が飛び交う中、優勝がなくなった小峠、原田はなんとか爪あとを残そうと奮闘。しかし、足首を痛めた原田が集中攻撃を受けピンチに。ペロの手加減無しのぱわ〜ぼむが決まるが、なんとかカウント2で返す。原田は最後まであきらめずにペロの隙を突いてジャーマンを決め勝利を掴みとった。これで両チームとも5点となり、優勝争いからは脱落。
◎雑感 : 勝利へ向って非情なるヒザ責めで原田を集中して攻めるビリペロ。でも、これが結果としてタッグフェスを通してビリペロが見せて来たコンビネーションを狂わせていたようで。
なんかビリペロが最後の最後で「ファンの納得する」タッグフェス優勝を成し遂げる為のプロレスをしてなかったように思えて残念。もちろんどうやって勝っても優勝は優勝なんだけど。
そしてタイバフに勝利、戦国に引き分け、そしてビリペロにまで勝利した桃の青春タッグ。このリーグ戦のMVPはと聞かれれば間違いなく彼らでしょう。
このリーグ戦で株を上げたコンビは多いけど、その中でこの自信をどう活かしていくか、楽しみです!
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D「大阪タッグフェスティバル2009」公式戦30分1本勝負
○アジアン・クーガー&ミラクルマン
(16分01秒スクールボーイ)
×ヲロチ&タダスケ
※合計点数:クーガー&ミラクル(4点)、ヲロチ&タダスケ(6点)



※引き分け以上で優勝が確定するヲロチ、タダスケは場外乱闘でリングアウトを狙うがカウント19でミラクルが生還。ミラクル達は得意のイス、ラダーを使ったハードコアで応戦。しかし、タダスケもイスを持ち出し、ヲロチがクーガーは羽交い絞めにし絶体絶命のピンチに。クーガーは寸前でイスを交わし、タダスケのフルスイングはヲロチに誤爆。この隙を逃さずクーガーが丸め込んで勝利!これで、ヲロチ&タダスケ、政宗&秀吉が6点の同点となったため、急遽優勝決定戦が行われた。
◎雑感 : 結果的に今回のタッグフェス最終戦において最重要キーマンとなったムチャムチャ。こんな役回り、この2人にしかできません。
とにかく美味しいトコ持って行きました。結果として戦国の優勝を可能性を引き寄せることに。ヲロチとタダスケも最初からラダーを持ち込むムチャムチャのテリトリーでは思うようにはいかなかったようで。
それにしてもムチャムチャは味わい深いコンビだなぁ。大阪プロレスではガッチガチに張り合える相手がなかなかいないんだけれど、ハードコアを打ち出している団体への出場とかも視野に入れたら相当面白い事になりそう。
ハードコアの分野ではアジアン・クーガーの名前は売れていてもミラクルマンは知られてないと思うし。
この2人が組むと化学反応で特有の泥臭さが出てとっても魅力的です。果たしてムチャムチャにはこれからのビジョンがあるのでしょうか?
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E「大阪タッグフェスティバル2009」優勝決定戦時間無制限1本勝負
秀吉&○政宗
(12分39秒雷切→片エビ固め)
×ヲロチ&タダスケ
※タッグフェス優勝は秀吉&政宗




※戦国テーマが鳴り秀吉、政宗が出てくるものの、政宗は腰のダメージが深く歩くのもやっとの状態。連戦ではあるが、戦国ほどダメージが深くないヲロチ、タダスケがペースを握る。秀吉が政宗をフォローしながら戦うが、分断されてしまい政宗に容赦なく攻撃が浴びせられる。何度も逆エビ固めで腰を痛めつけられた政宗だが、大声援を受けなんとかエスケープ。最後は、タダスケのイスがヲロチに誤爆。その隙をついて政宗がヲロチに童子切を狙うが、ダメージの深さからか失敗。これを秀吉がラリアット一閃でアシスト。秀吉がトペ・スイシーダでタダスケを押さえているうちに政宗がヲロチに雷切を決め勝利!!試合後、政宗は「何度もあきらめかけた…でも秀吉がいたから頑張れた。ありがとう。そして、オレは大阪が嫌いだ…でも今日は言わせてくれ。大阪最高だ!!」と優勝できた感動に言葉を詰まらせながら語った。
◎雑感 : 戦国タッグ優勝おめでとう!おめでとう!おめでとう!!
しかし政宗さん...涙声は卑怯っす。まさかアナタのマイクで泣かせられるとは思ってなかった。
結果的に伏線となった腰の負傷。これを責めまくるヲロチとタダスケ。延々と繰り返される腰への責め苦がカタルシスを呼んで、凄まじいしいファンの声援が発生する事に。
でもこれを説得力のあるものにしたタダスケの逆エビは凄かった。あの盛り上がりは彼のおかげといって間違いないでしょう。
言い方が上から目線で悪いけれど、このリーグ戦でのタダスケは本当にルードへの覚悟が見えてて素晴らしかった。いきなりのルードとしてのタッグフェスを眉を剃り、凶悪な姿で闘い抜いてみせたのは驚きと共に賞賛を隠しえません。ヲロチに負けない存在感が確かにありました。
前日の「ジャンケン勝利」という部分を差し引いてもタダスケが2年連続でタッグフェスのメインを飾ったという経験はこれから大いに活きてくるでしょう。
それでも勝利したのはファンの願いと共に戦国。勝利の瞬間の会場の一体感は凄いものがありました。
実際このタッグフェスは秀吉が外野に押しやられる場面が目立ってしまって個人的には納得いかない部分もあります。ですが、結果として秀吉が政宗にとっての精神的支柱として存在し、秀吉が政宗と絶対なる頼関係を築いているからこその戦国タッグなのだというのも改めて思い知らされました。
それを証明したものが優勝するべきなのがタッグフェスなのだと。
そしてテッドさんが見たかったのもそんなタッグフェスだと思います。それをキチンと見せる事ができた。
現に今回のIMPは試合が進むごとにうなぎのぼり的に熱を帯びて、ファンを最後まで釘付けにした大会でした。安易に付けちゃいけないかもだけど個人的には100点満点です。
周りの人からも「近年まれに見るエキサイティングなIMP大会だった」と言う声をたくさん聞きました。これはもちろん選手や関係者の皆さんが「テッドさん、この大会をあなたに捧げます」という旗印の下に、このIMP大会を最高のものにしようという意気込みがあったからこそのものだと思います。
こういった強い気持ちは観ている者にも伝わるものでしょうし。
選手達の誰一人が欠けてもこの大会の成功は無かった、そう思います。
この大会の映像はタッグフェス公式戦だけがDVDに収録されるかもしれません。でもこのIMPは第1試合からメインまでの流れでも見て欲しい。
それほどまでに、この日の試合には大阪プロレスのチームワークが詰まってます。
そして改めて戦国タッグ優勝おめでとう!これからの大阪プロレスをどんどん面白いものにしていってくれ!
※大阪プロレス公式HP及びメルマガより抜粋
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更新が滞り気味で申し訳ありません。何しろ帰りが遅いもので。
仕事にミニPCを持ち出せば休憩がてら記事を作れると思うんですが、これから夏本番...車内に置いとくの恐いなぁ(汗)