2008年06月20日

週刊ラポン

またまた1日遅れです。毎週木曜日の予定なのに(泣)

−−週刊プロレス NO.1425−−−−−−−−−−−−−−−−−

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NOAH「GREAT VOYAGE'08 in Yokohama」

GHCヘビー級タイトルマッチで王者森嶋猛が初防衛

今年の3月に森嶋猛は1年以上防衛を重ねていた三沢光晴からGHCヘビーのベルトを奪い取った。
初防衛戦となる杉浦貴戦は勝敗うんぬんよりプレッシャーとの闘いとなったようだ。
GHCヘビーのベルトはかつての全日本四天王である三沢や小橋らがNOAHで育て上げてきたベルトである。全日本の三冠ベルトを巡って、その互いの危険な技をひたすら受けあい、30分越えが当たり前の四天王プロレスは今や伝説と言っていい。
森嶋はその前世紀の全日本から受け継がれる遺伝子を意識するあまり「森嶋猛のプロレス」を出し切れなかったのだろう。
しかし試合内容を読む限り、彼は彼の素質を存分に活かす事に躊躇する必要は無いように思う。
190cm145kgの巨体からは想像できないスピードとスタミナ。恵まれた体を活かしたバックドロップ、そして度肝を抜く重爆ドロップキックやムーンサルトなどはNOAHの新時代を切り開くに充分な説得力を持っている。
確かにTV等で見ていても小橋が放つような王者のオーラを纏うには至っていない。でも、それは当たり前なのだ。
三沢光晴はジャンボ鶴田という世代を倒すため虎の仮面を脱いで超世代軍を立ち上げた。その若い力の躍進が川田、田上、小橋そして後に続く秋山らを輝かせ、語り継がれるほどの熱き闘いを生んだのだ。
今のNOAHにはヘビーと言える若い素材がそれほど揃っていない。小型化が進むプロレス界の波はNOAHのようなメジャー団体にも影響を与える。
もちろん現代の軽量級のハイスパートなプロレスも面白いが、やはり昔からプロレスを見てきているファンからすれば、常人離れした大きな体躯がぶつかり合うかつての光景を思い出すこともあるだろう。
時代は彼を欲していたのだ。スーパーヘビーの名が良く似合う森嶋は、そのプロレスが本来備えていた魅力を再現できうる数少ない選手なのだ。
防衛後の勝利者インタビューでは「申し訳ない。本当に申し訳ありませんでした!」と謝って見せた森嶋。彼からすればファンの臨むタイトルマッチの姿見せられなかったと感じたのだろう。
彼は昨年のはじめのGHCヘビー級選手権で三沢に敗れてから、修行のため米国ROHに参戦し、以前から課題であった心の弱さを克服したという。その結果としてチャンピオンの栄冠を勝ち得た彼をしてもベルトの価値は重かった。
しかし、その重みが森嶋猛を次世代のプロレスを支える男に押し上げてゆく。死闘を繰り広げる四天王プロレスでなくてもいい、もう一世代さかのぼってジャンボ鶴田のような、強すぎて誰も本気にさせられないような怪物になればいい。ようやくNOAHは彼を表舞台に出すことが出来たのだから遠慮などいりはしない。
プロレスは新しいリーダーを求めている。新日本では中邑、棚橋、後藤がしのぎを削り、全日本では諏訪魔が若くして三冠を獲った。彼らが独自のチャンピオン像を築きあげた時、プロレスの時代はもう一度やってくる。森嶋にはそれを期待させる説明できない何かがある。
意気消沈しているプロレス界に、今一度プロレスラーの凄みを見せ付けて欲しい。団体の世代交代ではない、プロレス全体の世代交代を実現せよ。
歴代のチャンピオンである三沢、小橋、田上、秋山らはすでにレジェンドの域に達していると言っていい。森嶋にとって彼らにこれ以上時代を引き戻させる事は許されない。
NOAHのヘビー級制覇、そして多団体時代においての外からの挑戦を迎え撃つだろう森嶋猛に新たなる時代の鼓動が聞こえる。

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新日本プロレス「Circuit2008 BEST OF SUPER Jr. XV -FLY HIGH 15th anniversary-」

ベスト・オブ・ザ・スーパージュニアは激闘の末、井上亘が初の栄冠

決勝トーナメントに残ったのは順当なメンバー。若い世代の井上と田口。ベテラン勢となる金本とタイガー。ジュニアの時代を賭けての押し相撲は井上が優勝したことにより一応の決着を見た感じ。とにかくまじめなチャンピオンのまじめなスーパージュニア制覇に心からおめでとうって気持ち。
しかし新日本ジュニア、ここまで層が厚いとお互いの切磋琢磨による進化の促進が早いね。メンバーを見ると彼らだけで新団体一つ出来ちゃいそうなくらい。
特に最近はジュニアと言えどもヘビーの試合の中に組み入れられるケースが増えているのでスピードだけじゃない力強さがある。
だから団体対抗戦でどんな選手とも平気で渡り合う。若い裕次郎や内藤も他団体に出ると自信がみなぎってる。ブランドとしての誇りを背負ってるのが分かる。
なんのかんの言っても、長い歴史を誇る新日本ジュニアはプロレス界に誇れる存在なのだと思うよ。

それに気圧されたのか分からないけど唯一国内の他団体から参戦の高岩はなんか気迫負けしてる印象があった。今週号はほとんど高岩の記事無かったからTVの印象で。もちろん内に秘めているものがあるんだろうけど昔同じ釜の飯を食って世代を支えたライガー、金本、AKIRAあたりに比べるとやっぱり淡白だったかな。特に同じく新日本vsZERO1対抗戦を経験した金本が熱を保ったまま決勝まで駆け上がったのと比較すると物足りない感じ。スーパージュニアが終わった瞬間から来年の大会を意識する新日本ジュニア勢に比べると、高岩は心の準備が出来ていなかったのかもしれないけど。
だから今回のスーパージュニアはZERO1も高岩じゃなくて日高郁人あたりを参戦させた方が面白かったんじゃないかな。単純で個人な意見になっちゃうけど、対抗戦のあおりを受けた今回のメンバーと日高との組み合わせは絶対面白かったと思うよ。次回は日程調整してぜひ出て欲しいな。

上の森嶋選手の項でも書いたけどヘビー級不足のプロレス界にあって軽量級の若手の台頭は救いですね。
NOAHの別ブランドsemでも健介オフィスの若手やインディーの期待株がNOAH若手と対戦して強烈な熱さを保有してる。そこはベテランに邪魔されない聖域。ここで経験して自分のリングに持ち帰る事が団体の底上げにつながるはず。
先日のハッスルで坂田亘がKUSHIDAに「オマエNOAHに行け」って言ったのも多分semになるだろうと思う。semのリングはきっとKUSHIDAにとって糧になる。参戦中の大阪プロレスとは別の意味でね。

ほぼ純血の新日本ジュニアと混血のsem。この二つのブランドは良い意味で違う進化を見せてくれてて楽しみ。
ここまでプロレス界全体でジュニアが充実してくるとそろそろ一番を知りたくなってくるね。
今度団体の枠を超えたジュニアの祭典「スーパーJカップ」があるならスゴイ大会になりそう。

それにしても井上のヘビー転向宣言は意外だったなぁ。

−−P027−P035−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−

健介オフィス「Take The Dream vol.5」

健介オフィス出し惜しみなし。メインの健介vs丸藤とセミの中嶋vsKENTA

久しぶりに早くTVで見たいなぁって思ったカードです。もちろん観戦できたら最高だけど。
中嶋とKENTAは先日のsemのタッグマッチの決着戦。ここまでKENTAを本気にさせる中嶋ってスゴイなぁ。蹴りでは空手出身の中嶋の方がウマイけど、KENTAにはリングで磨き上げた変幻自在さがある。ゴツゴツとしててプロレス的な要素は欠ける部分があるけれど、こういった真正面の勝負はやっぱり熱くなるよね。
健介と丸藤はその意味では逆かも。スタイルが正反対の彼ら。パワーで押す健介を丸藤がはぐらかす。プロレスのセンスでは丸藤の方がすでに上じゃないかな。健介は小細工しないところがまた魅力的なんだけどさ。
パワーをテクニックが翻弄するか、テクニックをパワーが叩き潰すか。この図式は昔のプロレスにあった大型外国人レスラーvs日本人レスラーに近いイメージだよね。
小よく大を制す。そんなプロレスの楽しさって最近あまり味わってない。だから丸藤を応援。負けちゃったけど。

−−P098−P099−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−

大阪プロレス「大阪タッグフェスティバル2008」

タッグフェスティバル開幕。いきなりの正規軍対決

2ページ。正規軍対決の採点は7。個人的には8だけど(笑)


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posted by ラポン at 22:33| Comment(2) | TrackBack(0) | その他プロレス団体 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
新日のJr.は最高ですよね!最近は全然試合を観てないですが週プロで確認はしています。初代タイガーマスクからはまりました。今はタイガースマスクの方が好きです(笑)
Posted by さぬきうどん at 2008年06月21日 13:35
>さぬきうどんさん

歴代タイガーマスクにはそれぞれドラマがありますよね。

タイガースマスクも大阪プロレスと大阪お笑いの二冠王者になったらドラマチックかも(笑)
Posted by ラポン at 2008年06月21日 21:18
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