2008年06月27日

週刊ラポン

なんか画像もイラストもなしでこれだけ長い文章って拷問ですね。次回からもうチョット趣向を変えてやってみようかしら♪

−−週刊プロレス NO.1427−−−−−−−−−−−−−−−−−

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鈴木みのる20周年記念大会「風になれ 〜SUZUKI MINORU 20×2th Birthday Party〜」

後楽園ホール超満員札止め。サービス精神満載の鈴木みのる自主興行

しばらくプロレスを観ていなかった自分にとって鈴木みのるは「パンクラス」鈴木みのる。
昔パンクラスを観戦に行った時、ハイブリットレスリングを旗印に「秒殺」という今までのプロレスのあり方と逆行するスタイルに「これからプロレスは変わっていってしまうのかなぁ」と不安を覚えた記憶がある。
その中でも頭に被ったタオルの奥に覗く鋭い眼から、触れれば殴られそうな殺気をみなぎらせていた鈴木みのるの姿はその象徴とも言えた。
それが久しぶりに見てみれば、鈴木みのるはとんでもない悪童となってプロレス界を席巻していた。
純プロレスに適応した体つきにその性格を現すかのようにヘビの通り道を連想させる頭のカッティング。そして人を小馬鹿にするような数々の言動。まるで別人だ。
船木誠勝を追いかけ、モーリス・スミスを連敗しながらもついに破ったドラマチックな鈴木みのるはどこへ行ったのか。
それから新日本への刺客時代や全日本での三冠チャンピオン時代の映像を見るにつけ、そのファイトぶりに眼を丸くした。
たしかにパンクラスのリアルファイト戦線の中では精彩を欠き、影が薄くなっていたのは事実だったが、まさか7年間の間に今までUWF〜藤原組〜パンクラスで積み上げてきた歴史をかなぐり捨てて再び老舗プロレス団体の敷居をまたいでいようとは。
しかし次第にそのギャップが見慣れてくると、今度はその異彩を放つプロレスセンスが際立ってきた。相手の技を満足に受けない。面白くないと思った相手を一方的に潰す。派手な技に頼らずとも観客の目を引く存在感。
徹底的に技を受けあうことがもてはやされ、そしてエンターテインメント重視で進化してきた現代プロレスとは風味がまるで違う。それでも浮いた存在とならない。それどころか、どんなビッグネームが相手だろうと、それがシングルだろうとタッグだろうと平気でそこに鈴木みのるワールドを形成してしまう。
多団体の中、選手は飽和状態で経営は飢餓状態のプロレス界にあって独自の進化を遂げ適応してみせた鈴木みのるプロレス。
その集大成である今回の20周年大会。これを観て自分は鈴木みのるの変わりように納得した。
参加選手は同じ所属である「パンクラスミッション」の選手を除けば、パンクラス時代の激闘を感じさせるのはエキシビジョンのモーリス・スミスのみ。内容はどちらかといえばケレンミたっぷりの純粋なプロレスが展開されたのだ。彼らこそ鈴木みのるが純プロレス転向から常に相対して来たアクの強い選手達。その影響を肌で感じながら、出戻りしてきた純プロレスでのスタイルに悩み、多くの紆余曲折があったはずだ。
考えるにUWFのスタイルを追求し続け、いつしかガチガチに固まっていたその殻が破られた瞬間、彼の第二章が始まったのだろう。
彼は数あるプロレスのスタイルを経験し吸収し吐き出して、自分だけしか表現し得ないものを会得した。その結果、まるで自分はこれだけのプロレスのスタイルを支配したんだよと言わんばかりのラインナップが出来上がったのだ。メジャー、インディー、津々浦々のプロレスをその懐で受け入れて、経験してきた現代プロレス界の振れ幅を表現することで20年を自身で祝って見せた鈴木みのる。
純粋に見ていて楽しかった。一方向からだけでは見えにくいプロレスの面白さを、彼流のテイストで巧みに詰め込んだからこそ超満員の観客が詰め掛けたのだろう。自分勝手で無法にも見える鈴木みのるプロレスの中に、今のプロレス界に真摯に向き合うもう一人の鈴木みのるが見えた。
タオルを被って殺気をみなぎらせた鈴木みのるの姿と、奇抜なヘアースタイルと悪童顔で舌を出す鈴木みのる。
これからはどんな表現手法でプロレスを見せてくれるのだろう。
鈴木みのるはまだまだ輝き続ける。

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みちのくプロレス「みちプロ15周年記念ノルタルジックツアー」開幕戦

ノスタルジックパワー爆発。みちプロ15周年記念シリーズ開幕

歴史を物語る。この日集まったメンバーにみちのくが育てた多くのプロレス伝道者達の姿を見た。
ディック東郷、MEN'Sテイオー、獅龍、スペル・デルフィン、タイガーマスク、HANZO...。
それぞれ移った団体で礎を築いた現代プロレスの先駆者達。
海援隊DXが昔と変わらぬ鉄壁のコンビネーションを見せれば、デルフィン軍団が明るく楽しいルチャを表現する。
加えてサスケ組が当時のみちのくプロレスの迷走ぶりを思い起こさせてくれた時には思わず画面の前で苦笑いしてしまった。
そこには懐かしいという言葉だけでは表現できないメジャーとは一線を画した変わらぬインディー品質があったのだ。団体の前に選手ありき。強烈な個性を持つサスケという存在が東北で芽生えたプロレスを引っ張り、良くも悪くも支配していた。彼の存在こそがインディーの可能性と危険性をその時から予感させていたのだから。
みちのくプロレスは闘魂と王道だけだったプロレスの世界に本格的にルチャというジャンルを確立した団体。その誕生そして変遷こそがプロレスファンのマニア化を生み、結果として21世紀の多団体時代を促進してしまった一因であることは間違いない。
しかし、その地域密着の基本理念は地方にプロレスを普及させるきっかけとなった。みちのくを見習い、今となっては北海道から沖縄まで定期的にプロレスを観られる時代になったのだ。
ところが枝分かれしていった団体は個々が繁栄していないのが現状だ。それどころかさらなる枝分かれを生みファンの戸惑いを生んでいる。観客動員で苦戦している団体も多い。みちのくプロレスがかつて持ちえた熱までもが団体の乱立と一緒に分散してしまっていたのだ。
今回の大会を見て、プロレスは選手が個人のエゴでなく、統一した意思で動かなければいけないんじゃないかと改めて思った。
なぜなら、昔のみちのくプロレスを知らないファンにも、所属していた一人ひとりの選手の実力は立派にアピールされた。それだけでなくみちのくプロレスが誇る選手のネットワークを存分に見せ付けるカード内容となったからだ。結果として発生したエネルギーは超満員札止め2100人のプロレスファンを集めた。
このカリスマ性と結束力を後楽園ホールと東北だけでとどめてしまうのはもったいない。
最近、大日本プロレスとエルドラドが「プロレス大感謝祭」と銘打って昼夜の連続興行を開催している。その効用は大日本プロレスを目当てに来たものがエルドラドに興味を持ち、その逆もありうるということだ。
それならば、みちのくプロレスをキーパーソンとして地方の団体との合同興行ができないものか。サスケ、人生といった名前で観客はある程度集まる。そこで地方の元気のないプロレス団体の選手と絡んで技術提携、そしてファン発掘を進めていくことは意味のあることではないだろうか。
その結果地方の団体の選手に注目が集まる。それはやがて対等とまでは行かないまでも、お互いが地方で開催するプロレス興行の観客動員を上げる相乗効果となりえるかもしれない。
これはサスケを始め個人の力では難しいだろう。個人参戦なら今までいくらでもある。この大会で見せたみちのくプロレスのルチャ全体での魅力が地方のプロレス活性化には不可欠だと思うのだ。
TAKAみちのくや新崎人生も個々の選手交流には積極的だ。これをもう一歩進めて、責任を取るわけではないが全国に散らばったプロレスの芽を改めて育てていって欲しいのだ。
団体があってプロレスの伝道者達が訪れる。これだけのネットワークそして影響力があるみちのくプロレスだ。全国巡業というのは今のプロレスの人気低迷を考えると難しいだろうがぜひ奮起してもらいたい。
それが地方にプロレスを根付かせるきっかけとなったみちのくプロレスの使命なのではないだろうか。

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大阪プロレスの記事はタッグフェス関連で1ページのみ。ゼウスの周りに集まる子供ファンの姿が印象的。
プロレスラーをカッコイイと思って、その姿に憧れて大人になってもずっとファンでいて欲しいな。
7月22日から8月29日まで平日にデルフィンアリーナで開催される「大阪夏祭りプロレス」も夏休みのチビッコたちにいっぱい来てもらいたいね。
そして、ついに明後日に迫った大阪IMPでの大阪プロレス物語#42。
今回の主役は間違いなく勝ち残ったB&Gの4人。タッグフェスの準決勝と決勝がどうなるかは分からないけど、その特別な1日がファンの心に残るか残らないかは彼らが闘いで見せるしかない。
同じく準決勝に駒を進めたTAJIRIとKUSHIDAの二人が見せるのはあくまでも大阪プロレスの中でのハッスル的世界。たとえ優勝したとしてもゲストはゲストだと思う。
色んなサプライズも想像するけど、それがあったとしても、やはり後に語られるのは試合内容であって欲しい。

ところでゼウスがK−DOJOに参戦でSTRONGEST−K王者の火野と危険な遭遇。バファローと小峠はいわくつきのVKFに参戦。この出来事がこれから先の大阪プロレスの展開の布石となったりするのか。ワクワクするような怖いような...。
posted by ラポン at 23:19| Comment(0) | TrackBack(0) | その他プロレス団体 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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