2008年07月23日

プレジャータイム −前半戦−

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久しぶりのホリパラ観戦記です。
サタナイを観ていると重要なテーマを持つセミファイナルやメインイベントに向かうにつれて変な力が入る事しばしば。試合中も「あと一試合で○○○と○○○の決着戦だ」みたいな気持ちが湧いてきたりします。
もちろん、そのストーリーの面白さがサタナイの魅力なんですが、それに比べるとホリパラは雑念なしでスムーズに入っていける。それが観ていて心地良かったりもして。
純粋にプロレスの楽しさを実感できる快楽の時間。それが「大阪HOLIDAY PARADISE」。

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大阪プロレス 7月20日(日)デルフィンアリーナ大会

「大阪HOLIDAY PARADISE」

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第1試合20分1本勝負
タコヤキーダー vs KUSHIDA

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前から見たかった大阪プロレス若手の良心(笑)タコヤキーダーとハッスル超新星KUSHIDAのシングルマッチ。
まずはがっちりロックアップ。KUSHIDAは王子をロープに追い詰めると両手を挙げてクリーンブレイク。対する王子はKUSHIDAを同じくロープに追い詰めクリーンに離れると思いきや挑発的に平手。

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そしてコーナーに追いやると右膝のあたりにストンピング。後から知ったがKUSHIDAは前日どっちかの膝痛めたらしい(ブログ参照)。そこからのグラウンドでも王子は執拗に膝狙い。

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膝にエルボーを落とすなどKUSHIDAのスピードを殺しにかかる王子。
KUSHIDAはチョップで応戦。ロープ際では王子のコスチュームを捲り上げて逆水平チョップ一閃。単なるチョップも創意工夫のKUSHIDA。

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続いてグラウンドに移行でキーロック。王子はロープブレイクを暴れるがKUSHIDAは体を入れ替えて逃がさない。

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ボディスラムを歯を食いしばりながら溜めて溜めて落としてくKUSHIDA。そのままエグい逆エビ固め。

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王子は必死にロープブレイク。KUSHIDAの伝わりやすい表情はマスクマンにはない魅力。

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王子はここで反撃開始。タックル、ソバットから串刺しラリアット。そこから間髪いれずに「一撃必殺や!」とダイビング・ヘッドアタック。王子得意の流れが決まるとさらにエルボー連打。ここは防戦一方のKUSHIDA。

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エルボー乱れ打ちで一度は倒されたKUSHIDA。しかし王子渾身のランニングエルボーは腕をキャッチして脇固め。寝技と立ち技が局面と共に入れ替わる一進一退の攻防。KUSHIDAは腕ひしぎ逆十字固めに移行するも王子の足がロープにかかって逃げられてしまう。

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ここから王子は再びソバットを基点に攻勢。タコヤキボトムから再度の一撃必殺ダイビングヘッド。しかしこれは避けられてしまい自爆。

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流れを変えたくない王子はここでラリアット。しかし動きが読んでいたKUSHIDAは余裕でかわすと王子に来いとあおる。その誘い水に乗ってしまった王子にKUSHIDAは飛びついて腕ひしぎ逆十字。しっかり極められてしまった王子はタップするしかなかった。

試合後両者は握手。そしてKUSHIDAは王子の健闘を称えてみせる。
同じ若手どうしでもB&GとKUSHIDAだとなんか抗争の臭いがしてしまうが、王子とKUSHIDAの戦いは関係が透き通ってて心地良く感じる。KUSHIDAには膝を治してもらって、今回とはまた違うスピーディーなタコヤキーダー戦を見せてもらいたい。

×タコヤキーダー(7分59秒 飛びつき式腕ひしぎ逆十字固め)KUSHIDA○

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第2試合30分1本勝負
ゼウス vs 三原一晃

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立ち上がりのタックル合戦はパワー差が明確。三原は当たるたび弾き返されもんどりうって倒れてしまう。それでも気迫の三原はゼウスに向かっていく。

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エルボー合戦も一発の威力が桁違い。ゼウスは無表情で受け止めるが三原は体ごと仰け反って倒れてしまう。ゼウスの鋼鉄の肉体が三原の体を蝕んでゆく。

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一発一発の強烈さに思わず膝を付く三原。しかし休む間もなくゼウスは軽々と三原をボディスラム。三原はチョップで反撃するもののゼウスは「来いや!」と仁王立ちで受け止める。そして重たいチョップをお返しに叩き込むと涼しい顔のまま三原をブレーンバスター。

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三原をコーナーに振るとゼウスは串刺しスプラッシュ。そのまま逆コーナーに振って連発を狙うがここは三原がカウンターの蹴りで止めてドロップキックの連発で逆襲。ここから三原はゼウスをロープに振って渾身の猛タックル。ついにゼウスをダウンさせてフォール。場内大歓声。
しかし反撃はここまで、ゼウスはリフトアップスラムで三原を放り投げてすんなり攻守逆転。

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ゼウスは威力充分のタックルで三原を吹き飛ばすと、最後はバイセップスエクスプロージョンで三原の首を狩る。

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ゼウスは三原を片手でフォール。しかし大の字でダウンする三原に返す力は残っていなかった。

ゼウスは四方のコーナーでたっぷりアピールして退場。これだけ離れている力量差。それに経験差や身長差はいつまでも埋まらない。しかしそこを何かで埋めて行くのが三原のテーマ。その立ち向かう力をファンは声援で後押しすべし。きっといつかゼウスの余裕を奪う日がやって来るはずだから。

○ゼウス(4分59秒 バイセップスエクスプロージョン→体固め)三原一晃×

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第3試合30分1本勝負
秀吉 vs タダスケ

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入場式で「刀狩」警戒を宣言したタダスケ。試合はこの二人の闘いらしくタックル合戦からゴツゴツした打撃へ。タダスケがエルボーや膝をぶつけていけば、秀吉は強烈な逆水平にエルボー。体を仰け反らせながらも耐えるタダスケはジャンピングタックルから串刺しラリアットと攻勢に転じる。

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なおもロープワークでペースを掴もうとするタダスケに、秀吉はカウンターのアバランシュホールド。そしてここから秀吉の強烈な蹴りの応酬がタダスケを襲う。

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動きの鈍ったタダスケに秀吉は早くも刀狩の体勢。しかしこれはタダスケが必死にロープにしがみついて逃れる。

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それでも秀吉はフェースロックに切り替えてタダスケにギブアップを迫る。

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秀吉はチョーク攻撃からチョップ&ラリアット連打の「いつものやつ」。得意の打撃でタダスケに確実なダメージを与えてゆく。

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なんとかカウンターのタックルで切り抜けたタダスケはクロスタックル、ボンバータックルと突進力で真っ向勝負。そしてここからファイヤーマンキャリーで持ち上げようとするが惜しくも失敗。逆に強烈な膝を食らうとペディグリーで叩きつけられる。そしてそこに全体重を乗せた容赦なしの秀吉流フットスタンプ2連発が投下され、苦痛に悶絶するタダスケ。

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好機と見た秀吉は再び刀狩の体勢にタダスケを捕まえる。しかしタダスケは刀狩特有の振り回してクラッチを食い込ませる予備動作を利用してファイヤーマンズキャリースラムに切って返す。

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ここから畳み掛けようと自らロープに走るタダスケだが、今度は秀吉の予備動作なし電光石火の刀狩がにとらわれてしまう。タダスケは不意を突かれ為す術なくギブアップ。

秀吉は翌週のタイトルマッチを意識してベルトアピールしながら退場。初のシングル戴冠に向けて秀吉はより隙の無い自己を目指して磨きをかける。ホリパラの一戦にまでそのあたりの感情を漲らせるのがいかにも一直線な秀吉らしい。実際以前より体はしぼられており、刀狩を始めとする技の入りも早くなって油断ならないものとなった。
タダスケはシングルという試合形式も災いして、その実験台となってしまった格好だ。
秀吉のベルトへの執念がタイガースの大一番のソレを上回る時、タイトルマッチは歴史的瞬間を迎えるかもしれない。

○秀吉(7分09秒 刀狩)タダスケ×

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続きは後半戦にて。
posted by ラポン at 23:55| Comment(0) | TrackBack(0) | 大阪プロレス観戦記2008 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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