2008年09月02日

IMP大会8/31プレビュー

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プロレスのスタイルって色々あると思うけれどギュッと凝縮しちゃったのが今回のIMP大会だったのかなぁと。それぞれが満足度の高い闘いで、なおかつドラマを含んでいたように感じた。それは今までとこれからの両方の部分で。

川田と菊タローの参戦があったにしろ沖縄プロレス関連で選手が少なくなって数ヶ月、ここまでのカードが提供できるようになったって事は大阪プロレスの実力の証明
それが何より嬉しい。

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大阪プロレス
8月31日(日)松下IMPホール大会
「大阪プロレス物<ストーリー>語 #43」 試合結果

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@×瀬戸口直貴(8分38秒 オクラホマスタンピード)三原一晃○

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瀬戸口の3ヶ月間という欠場は三原との間にここまでの差を生んでしまったのか。
とにかく技の数うんぬんよりその発する雰囲気の部分で二人は違った。先輩からの洗礼を度重なるシングルで受け続け、その度マットにはいつくばってきた三原。
その成果は瀬戸口の技を受けきったことで証明されたと言える。ドロップキックやランニングネックブリーカーなど三原との素質の差を感じさせた技で追い込むことができない。
逆にサンセットフリップ、水車落しなど重量感を増した技が瀬戸口を襲う。最後はオクラホマスタンピードで三原が説得力のある勝利。
このIMPという舞台での一騎打ちは、もし瀬戸口君が夏祭りプロレス前に復帰して参加できていればもう少し違っていたのかもしれない。その一ヶ月強の期間が特に大きかった気がするから。
三原の祝うべき初勝利。瀬戸口のほろ苦い復帰戦。とにかく彼らの競争は再び始まった。
彼らのプロレス人生は、もしかしたら大阪プロレスでもっともドラマチックなライバルストーリーになるかもしれない。

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Aスペル・デルフィン&×タコヤキーダー(13分14秒 チキンウイングフェースロック)冨宅飛駈○&えべっさん

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夏祭りプロレスで培った新しい笑いのエッセンスを存分に見せてくれたえべっさん。えべっさん程ではなくとも最近はギクシャクしていたユニークマッチの中にうまく溶け込んで成長を示した王子。
しかしその場のおいしいものを全て持っていこうとする冨宅が何より恐ろしい。あの笑いは反則だ。面白すぎる。なぜあれだけプロレス技術を持っていて、あれだけのナイスミドルな顔立ちで、なぜあんな奇奇怪怪な言動ができるのだ?あれが素なのか?
えべっさんを驚愕させ必死に止めさせた冨宅のムーブ。沖縄から参加したデルフィンはどう感じたのか。
今大阪プロレスのユニークは爆発的な進化を遂げようとしているかもしれない。
と真面目な口調で書きましたがヘタすると次の試合より面白かった。詳しくは観戦記で。

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B大阪お笑い選手権
 <王者>○松山勘十郎(11分37秒 体固め)くいしんぼう仮面×<挑戦者>
※もう一人は菊タロー<挑戦者>
※王者が3度目の防衛に成功。

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なんだか勘十郎が一歩引いてた気がするなぁ。懐古的に菊タロー(初代えべっさん)とくいしんぼうの伝統芸能を見せてくれるのは嬉しいんだけど、勘十郎の王者らしい今の大阪プロレスユニークの表現も欲しかった。
くいしんぼうと手を組んだ菊タローの前に踊らされていた感じの勘十郎。菊タローのネタの方が強く印象に残ってしまったのは、やっぱり菊タローの作る世界が今の勘十郎のソレより強力と言う事か。
面白かったけどチョット乾いた感じ。涙が出そうなハチャメチャな面白さとはまた違う。良くも悪くもお約束事の多いユニークマッチだったかも。
でもこれからも時々参戦する模様の菊タロー。今と昔がうまく交わり始めた時にまた違ったものが見えてくるかもしれない。勘十郎のさらなる成長のキッカケになることを期待。

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C○川田利明(9分59秒 ストレッチプラム)タイガースマスク×

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やっぱり大物の持つオーラなのか。ただただ川田利明という完成されたプロレスを見せつけられた感じの試合。
タイガースには悔やまれる一戦だったろう。いつものタイガースの粘り強さは川田の一発の重みの前に粉砕され、その勢いに任せた畳み込むような攻めは檻にいれられた虎のように牙を抜かれてしまった。
それにしてもあの失速は理解できない。川田へのあこがれがタイガースマスクらしさを消してしまったのか。川田を体験できる一分一秒を大事にするあまりその貴重な時間で自身を川田に植え付けられなかったように見えた。気負いを消そうと160キロチョップやランニングホームランを放っている様が逆にムリしてるよう感じられて仕方が無かったワケで。
最後はタイガースの手を上げて健闘を称えた川田だったけど、彼の心に響いた試合ができたかというと残念ながら違うと思う。
花道を戻らず客席入り口から退場して行ったタイガース。この悔しさをバネに大きくプロレス界に羽ばたけ!

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ブラックバファロー&ツバサ&政宗&ミラクルマン(15分51秒 ランニングエルボー)ゼウス&小峠篤司&原田大輔○&タダスケ

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試合だけを見れば8人が目まぐるしく動き回るスピーディーで魅力的なタッグマッチ。でもB&Gの解散が懸かった試合として考えた場合、勝敗だけでこの問題に決着で良いのかって思ってしまう。
観客の目を奪ったのはどちらかというとアダルトチームの華麗かつ力強い連携。たしかにB&Gに対する声援も多かったけれど、それはゼウス、原田、小峠、タダスケそれぞれの選手への思い入れに対してのエールであってB&G全体に向けられたものではないように感じた。
正直このIMPという舞台での勝利だけで今までのマイナス分を取り戻せるのかって思う。正直B&Gはそれほど負けてばっかりではない。でも強いユニットであるという印象を残せていない。それはハッスルでゼウスが度々抜けていた事もあるのだろうけど、そもそもここ最近の抗争が「ゼウス抜きでは認めてもらえていない」というB&Gの持つ命題に答えを出す為だった事を考えるとなんら解決などしていないと言える。
試合は終盤バファローのバックドロップ、バファロードライバー、ラリアットを耐えぬいた原田がランニングエルボーで逆転勝利。
バファローは原田に握手を要求。握手に応えてしまった原田。しかし本当にB&Gを守りたいなら原田はさらにバファローに対し勝利を重ねて追い込んで「原田はバファローに強い→B&Gはベテランより強い」の流れを強めていかなければならないんじゃないか。ここで原田の優しさが出てしまったのは少々残念に思った。
来週はゼウス&原田でゼロ&GAINAに挑戦するタイトルマッチ。もっと研ぎ澄まされた強さを持たないと立ち向かう事などできないはず。

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E大阪プロレス選手権
 <王者>○秀吉(26分56秒 刀狩)ビリーケン・キッド×<挑戦者>
※王者が初防衛に成功

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お互いがニューコスチュームで臨んだタイトルマッチ。とにかく秀吉がカッコイイ。これは別にヒイキ目ではなく。タイトルマッチ用の前奏つき入場曲でIMPの花道をのし歩く姿、そして上着を脱いで現れたのは誰が見てもほれぼれする肉体。ストイックなまでの肉体改造がもたらしたその体は、プロレスラーとはかくあるべきと自身が思い描いた姿に確実に到達しようとしているのではないか。
その内なるエネルギーを活火山のマグマのごとく体中に充填した秀吉に対して、ビリーケン・キッドはその太陽のような眩しさで復帰してからの大阪プロレスを明るく照らす。その黄色の配色と輝くマスクでの姿は、欠場期間の苦しみを自らの輝きでかき消すかのように燦然とマット上に現れた。
このマット上でのハッキリとした入場時のコントラストだけでもIMP大会のメインは価値があったと思う。これだけで試合への感情移入は完了。
試合は激闘、死闘、熱闘、どの言葉一つだけでも表現できないほどの素晴らしいもの。秀吉のスピードを併せ持った力強さとビリーの華麗なる俊敏さが息つく間もない攻防を生み、そこにいつ刀狩とラ・エスパルダが繰り出されるかという戦略性がミックスされ有利不利が瞬時に入れ替わってしまう事で歓声が常に鳴り止まない。
勝負に徹したビリーの腕殺しも、そのダメージを跳ね返しての秀吉のパワー殺法もベルトに対する並々ならぬ執着心が感じられて、クライマックスに向けてグイグイ引っ張られた。
試合はビリーのエスパルダをギリギリで返した秀吉が雪崩式撃鉄、そして刀狩が極まらないとみるやそのまま「刀狩スープレックス」とでも呼ぶような技で二度ビリーを叩きつけてから改めて刀狩で勝利。最後のマイクでの「絶対王者」を目指す宣言。それが早くも現実味を帯びてしまうくらいの強い秀吉の強いビリーからの防衛。
この試合は自分的には今年に入ってからの観戦ベストバウト。今までもスゴい試合はあったけど、シングルという純度の高い試合形式とIMPのメインという重圧の舞台を勤め上げた二人の実力に脱帽。応援し過ぎで声の潰れ方も今年一番だし。
本当に素晴らしかった。
ありがとう秀吉、ありがとうビリー、最高の試合をありがとう。

それにしてもプロレスの醍醐味を存分に見せてくれた試合は、まさにライブがもたらす面白さ。来週からライブカメラ配信が始まるらしいけど、この迫力と感動は会場でしか味わえない。見終わった後の心地よい疲れと興奮。日程的とか地理的に来れない人とかもいるだろうけど最低月に1回くらいはこの雰囲気を味わった方がTVで見るにしろライブカメラで見るにしろリアルが感じられていいと思うよ。

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観戦記、この興奮を忘れないうちに書きたいです。あー一週間くらいブログ書く為に休みてー。
posted by ラポン at 01:27| Comment(4) | TrackBack(0) | 大阪プロレス | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
お疲れさまです。
行けなかった分、ここで堪能できました。
でも、やっぱり、生で見たかったな〜

これからの戦国目が離せませんね。

ありがとう!
Posted by sayui at 2008年09月02日 22:25
>sayuiさん

なぜかsayuiさんのコメントが表示されてませんでした。別に承認制ではないので見れるはずなんですが。申し訳ないです。 (T皿T)

IMP大会はもう一週間ほどしたら観戦記書きます。遅れてますもんで。
他のブログさんが散々書いた後なんですが良かったら読んでやってくださいませ(汗)

戦国いいですよねー。どんどん感情移入していっちゃいます。
まだ新米ファンなもので特定の選手を応援していないのですが秀吉と政宗の男臭い友情にハマりつつある自分です。
でも...大阪プロレスの選手が全部好きって言ったらワガママですか?(笑)
Posted by ラポン at 2008年09月04日 22:20
ラポンさんより、私の方が新米です(年齢はすごく上↑ですが)(タラッ)

IMP観戦記楽しみにしています。他の人と、又違う味してるから、楽しいです♪

全部好き・・いいですね〜
あたしも、いつか、みんな好きになりたいです!(つー事は嫌いな選手もあるって事か・・笑)
Posted by sayui at 2008年09月05日 18:26
>sayuiさん

ありがとうございます。
観戦記はマイアルバムの感覚で書いているので遅いのはご容赦を。でも自分でも見返して楽しいものにしたいと常々思っているので、それが伝わったら嬉しいですね。
結局自己満足のカタマリって説もありますが(笑)

今の大阪プロレスで嫌いな選手っていないですねー、不思議と。多団体にはいたりするんですが。
だって選手みんなでユニークとかやってくれるもんだから親近感がハンパじゃないですもんね。

あと...年齢の話は自分的にもタブーです(笑)
Posted by ラポン at 2008年09月06日 01:41
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