2008年10月12日

今週のでら名古屋さん

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−−−10月12日(日)「でら名古屋プロレス第三戦vsバトラーツ」−−−

@笠木峻 vs 原学

A榊原渉 vs 臼田勝美

BSHIGERU&宮崎 有妃(NEO) vs 山本裕次郎&及川千尋

C高木三四郎&宮本武士 vs 石川雄規&吉川祐太

D高井憲吾&入江茂弘 vs 澤宗紀&矢野啓太

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初戦はK−DOJOと1勝4敗。2戦目は大阪プロレスに2勝3敗といずれも負け越しているものの旗揚げ戦以来、地元ファンの大きな期待を受け続けるでら名古屋プロレス。
その都市対抗戦3戦目の相手は埼玉県越谷に本拠地を置き、「バチバチ」スタイルという痛みの伝わるプロレス、想いの伝わるプロレス、感動の伝わるプロレススタイルを旗印として掲げるバトラーツ。

ラポンのバトラーツに対するイメージと言うのは藤原喜明抜きの藤原組ってイメージ。時代は90年代のインディープロレス黎明期。活躍していたのは石川雄規 、池田大輔 、アレクサンダー大塚 、田中稔(稔)あたり。
その頃から個性的なキャラの多いエキセントリックな団体だったけど、その後の没落の事はプロレスファンから離れていたので当然知らないワケで。
今も社長として残る石川の一瞬ゾクッとするような怨念化した猪木イズム「燃える情念」ファイトは記憶に残ってます。後は若手も育って選手がゴッソリ変わってしまってますケドね。
まあサムライTVの放送でバトラーツ自体の中継は無いワケですが、澤、吉川、矢野の各所属選手については色々な団体に参戦しているのを映してくれてます。
それを踏まえて選手データと見どころを下に列挙してみました(データは色んなページから引っ張りました)。もちろん自分自身の勉強も含めて。でら名古屋の紹介については自分が観た主観が入ってます、あしからず。

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◎第1試合 笠木峻 vs 原学

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笠木峻(16) 177cm/90kg : 学業に勤しみながら現役高校生プロレスラーとしても活動する。大物選手相手でも物怖じしないファイトが身上。過去の2戦でも新人とは思えない闘いぶりで相手を追い込む。

原学(26) 175cm/78kg : バトラーツ「B-CLUB」出身の生え抜きであったが2006年にBML(ビックマウスラウド)所属に。バトラーツだけでなくフーテンプロモーション主催「バチバチ」等にも参戦中。得意技はジャーマン・スープレックスに飛び付き腕十字など。

☆個人的見どころ:恐いのは場数を踏んでる原と手数で差が出るかもってコト。だから相手の蹴りに付き合ったりとかも場合によっては圧倒されて危険。

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◎第2試合 榊原渉 vs 臼田勝美

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榊原渉(18) 182cm/103kg : 空手出身。試合運びは経験不足の感はあるものの、恵まれた体格を生かしたファイトは大器の素質をうかがわせる。第2戦では高木監督による特訓の成果を見せ豪快なぶっこ抜きジャーマンで勝利に貢献した。愛称「デスキバラ」

臼田勝美(38) 176cm/86kg : BML所属。BJWジュニアヘビー王者の経験等を持つベテラン。BML移籍後もバトラーツに参戦中。アマチュアレスリングのバックボーンにミックスされた関節技の数々は脅威。

☆個人的見どころ:普通に考えたら榊原は何もできないように思える。勝機としては第2戦のように耐えて耐えて一発逆転のパターンか。

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◎第3試合 SHIGERU&宮崎 有妃 vs 山本裕次郎&及川千尋

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SHIGERU(28) 165.5cm/85kg : アマチュアプロレス出身。小柄ながら的確にヒットする多彩な蹴り技に、クロスフェースロックやフィッシャーマンバスターを始めとする決定力のある必殺技を併せ持つ。泥臭いまでの勝利への執念は頼もしい。

宮崎 有妃(30) 162cm/75kg : 愛知県安城市出身。JWPからメキシコAAA参戦などを経てNEO入り。パワフルなファイトに加えムーンサルト・フットスタンプやムーンサルトプレスなど威力のある技も使いこなす。 女子レスラーには「恥ずかし固め」という屈辱技を繰り出す事も。現在タニー・マウスをパートナーにNEOの認定タッグ王者に君臨する。

山本裕次郎(30) : チーム太田章所属。総合格闘技ZSTで実績を積むもののプロレスへの夢を諦められずにバトラーツ6/1北千住大会にてプロレスデビュー。プロレスのスキルは未知数であるものの総合で鳴らしたテクニックは要注意。

及川千尋(22) 158cm/65kg : 初めてのバトラーツ女子入門として練習生を経て6/1北千住大会にてプロレスデビュー(相手は息吹の吉田万里子)。経験が浅いながらミックスドタッグの経験があり、その点が有利となるか?

☆個人的見どころ:相手はどちらもプロレスデビュー4ヶ月目。SHIGERUと宮崎の実績なら勝っておかなければいけない相手。

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◎第4試合 高木三四郎&宮本武士 vs 石川雄規&吉川祐太

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高木三四郎(38) 175cm/95kg : 言わずと知れたDDT社長兼でら名古屋プロレス監督。ここ最近のディック東郷との決着戦を機に肉体改造によりパワーに磨きをかけた。得意技はシットダウンひまわりボムなど。現在はKO−D無差別級とEXTREME王者のダブル王者。

宮本武士(30) 183cm/80kg : 普段は花屋に勤務。デビューとしては遅いもののキックを中心としたシュータースタイルで総合格闘技までも視野に入れる。第1戦のヒロトウナイ、第2戦の政宗、そして今回とサブミッション使いとの対戦が続く宮本に秘策はあるか。

石川雄規(42) 178cm/95kg : バトラーツ社長としてカールゴッチや藤原喜明のU系遺伝子を伝えながら、その一方で延髄斬りや卍固めを得意技とするなど熱狂的アントニオ猪木信者である一面も覗かせる。ニックネームは「燃える情念」。

吉川祐太(28) 170cm/75kg : 原学に続く、バトラーツ「B-CLUB」出身のレスラー。とにかく相手をシバきまくるバチバチスタイルと閂(かんぬき)スープレックスを武器にZERO-1MAX等にも積極参戦。飛び付き腕十字なども得意とし隙が無い。

☆個人的見どころ:高木監督のの超人性に期待かな。関節極められたまま持ち上げるとか。

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◎第5試合 高井憲吾&入江茂弘 vs 澤宗紀&矢野啓太

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高井憲吾(29) 173cm/98kg : DDT、大阪プロレスなどの団体を渡り歩いてでら名古屋プロレスのコーチに就任。体格を生かした突貫ファイトで常に熱い試合を見せる。高木監督の信頼も厚く新人ばかりのでら名古屋の良き兄貴分として団体を引っ張ってゆく。スピアー、ドラゴンスープレックス、でらホフバスターなど、どんな相手にも適応できる小細工無しの破壊力は圧巻。

入江茂弘(19) 176cm/102kg : 大阪プロレスのプロレス教室で基礎を学び、当時コーチだった高井憲吾を頼ってでら名古屋プロレス入り。表情豊かなファイトと急速にビルドアップされてゆく体で一躍インディープロレス界の注目を浴び、様々な団体で気迫のこもった闘いを繰り広げる。年末のプロレスサミットでは田中将人とのシングルマッチを控え更なる飛躍が期待される。得意技はパワースラム、変形ゴリラクラッチなど

澤宗紀(29) 174cm/80kg : リング上でのハイ・パフォーマーとして様々な団体から引っ張りだこの団体エース。激しいバチバチファイトに加えシャイニング・ウィザードや足4の字固めなどの武藤ムーブも操る。現在はZERO1-MAXの日高郁人とともにNWAインターナショナルライトタッグ王座に就く実力者。

矢野啓太(20) 180cm/81kg : 素早い動きからの「チェーンレスリング」と呼ばれる間接の取り合いを得意とする注目の若武者。とりわけトリッキーな動きから繰り出す複合関節技は彼がルチャへの造詣が深いこともうかがわせる。年末のプロレスサミットでは大日本の石川晋也と組んで鈴木みのる&高山善廣組と闘うという大抜擢を受ける。

☆個人的見どころ:これが一番オーソドックスなプロレスになるはず。じっくりとした展開になればバトラーツ有利、真正面からならでら名古屋。

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ルールはプロレスルールなのかバトラーツルールなのか気になるね。バトラーツルール+3カウントフォールならバランス的にはいいけれど。

でら名古屋側にしてみたら前半のシングル2試合はいかんともし難い経験の差が出てしまって不利。普通に考えても笠木と榊原が勝てるイメージが浮かんでこない...。
奇跡なんて口に出しちゃいけないけど、一発のラッキーヒットから試合の流れが大きく傾く事はあり得るワケでそこに期待なのかも。それに原も臼田もバトラーツルール慣れしてるだろうから、3カウントありなら笠木なんかはうまい丸め込みなんかに勝機を見出せるかも。

第3試合のミックドタッグマッチは山本の総合でのスキルさえ気をつければ勝てない相手ではないと思う。逆に言えばここで確実に1勝握っておかないと総合勝利はあり得ない。
及川は宮崎が恥ずかし固めで精神的に落としてしまえれば沈黙させられるかな(笑)

第4試合は宮本次第で戦況が変わってしまうかも。どこまで立ち技中心でいけるかだと思う。宮本が自分の射程距離で闘っていられれば、肉弾戦では無類の強さを誇る高木監督が近距離で圧倒していけばいい。宮本が一発KOできるような秘密兵器があれば一番いいのだけど。

でら名古屋的に第5試合には「勝てる」タッグを配置したって思う。実は個人的に高井&入江のタッグは前から熱望していたワケでパワーファイター二人の圧力でこのメインを押し切ってほしい。この試合はバトラーツ勢に致命的なまでの一発の重さが無いのは幸い。
心配なのは入江のスタミナ。序盤からグラウンドとかで振り回されてしまうと持久戦になった場合キツい。今までの入江の戦歴を見ると良くも悪くもテクニシャンとほとんど当たっていないし。
理想は澤を封じ込めて矢野に突進を生かした確実なダメージを与えていく事。
でも入江も矢野もプロレスサミットが決まっているからおいそれとは負けられないはず。
それにこんなガチガチの対抗戦図式の中で恥はかけないよね。正直第1戦はK−DOJOが火野や円華を出してこなかったし、第2戦も大阪は秀吉、タイガースマスクあたりが不在。要はチャンピオンクラスがいなかった。
今回はメンバーを見るに完全な全面対抗戦。加えてでら名古屋は対抗戦3連敗は避けたい。

総括すればやっぱり第2戦から今回までにもう少し入江以外の新人選手の経験値を上げたかった。あまりにも他団体との試合が入江一人に集中しすぎてたように感じる。
今回のバトラーツが一番その場面ごとの適応能力を求められると思うし、それは実戦でしか得られないものだと思うから。
デビュー4ヶ月くらいの時期は吸収力もあるので、できれば1ヶ月くらい多団体に修行とかできればいいんだけど。でも学生とかだったりもするからムリですもんね。
とにかく泣いても笑っても決戦の日は来てしまった。あとは選手達に最高のコンディションで100%能力を出し切ってほしい。
今度こそ総合勝利。頑張れでら名古屋プロレス!

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セントーンとかしたら強烈そうな入江君の臀部。澤&矢野なんて、このダイナミックなオシリで潰してしまえ!

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それにしてもサムライTVとか見てると本当にバトラーツの選手って濃いキャラクターが多くて素敵ですな。ブログとか読んでても澤はスケベ魔人だし矢野は宇宙人っぽい。
なにか石川社長も変態っぽいし(失礼!)。いなくなった池田とかアレクも特有だしね。

そんな強い個性も今のでら名古屋には必要かも。スケベはいらんけど(笑)

posted by ラポン at 00:51| Comment(2) | TrackBack(0) | でら名古屋なインディー | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
この解説は、グッドじゃないですか?選手、試合の見所等をピンポイントで絞ってて大袈裟でなく、オフィシャルのパンフに負けない内容かと。
試合前に、これらの情報をインプットしていれば依り深く試合が楽しめます。
Posted by さぬきうどん at 2008年10月13日 11:00
>さぬきうどんさん

ありがとうございます。
結構自分の知識前準備の為に作った部分がありまして、もしそれが誰かの役に立ったら嬉しいです。
でも最後の辺りはグチっぽくなっちゃいました(笑)
Posted by ラポン at 2008年10月13日 23:02
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