2009年05月29日

大阪プロレス 天下統一2009観戦記 with 戯れ言 -前半戦-

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※写真は当日の大会のものです

なんやかんやでいつも後手後手の当ブログですが、残った使える(と思われる)写真を掲載して大阪プロレス5.20後楽園大会の試合の流れと雑感などを。
「今更かよ」とか言わないで(汗)
DVDも発売されますしサムライTVでも中継があるのでいつものような妙にこだわった観戦記は書きません、というかできないんですが(素材も記憶もあいまいですし)。
というワケで例の如く長文ダラダラで申し訳ないですが賛否両論の今大会に一苦言。じゃないと悔しくて気持ちに区切りが付きません。

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@20分1本勝負
 ○ヨーネル・サンダース
 (4分16秒ヨーネルバスター→片エビ固め)
 ×瀬戸口直貴

※ヨーネルはいつものように台車に乗って登場。場内から笑いが飛ぶものの試合が始まると、両者一歩も引かぬ激しい試合を繰り広げる。最後はヨーネルのヨーネルバスターが決まり決着。
試合後、瀬戸口の元にタイガース、バファローが登場。瀬戸口の正体を鉄人を起動させる科学者の瀬戸の水博士だと明かし、娘のナオコちゃんを人質に力を貸せと要求。瀬戸の水はやむおえなくタイガース達に力を貸すこととなった。

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意気込みの伝わる瀬戸口。見た目息苦しそうな出で立ちのヨーネル。

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タックルからヒップアタックといきなりお笑い無しのヨーネル。
スリーパーに顔を歪ませながらもドロップキックやコブラツイストと得意技で攻める瀬戸口。

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そこを更に体重を活かした攻撃で押し返すヨーネル。串刺しヒップアタック、フライングソーセージ、ヒップドロップ。

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最後は新技ヨーネルバスター。この後に瀬戸口は忙しく瀬戸ノ水博士となってタイバファに連行されてゆく。

◎雑感 : 完全に出オチとなってしまった印象のヨーネルさん。正直「次も見たい」と思わせるくらいの個性ができてから見せるのが良かったなぁ。
やっぱり台車に乗ってあのテーマ曲、知らない観客には「どんなキャラクターレスラーなんだろう?」と期待を持たせてしまいますしね。
そして相手は復帰間もない瀬戸口君。まだ試合勘を含めて完調というわけでは無いだろうから、余計にヨーネルが「遊び」の部分を出して試合を作っても良かったのでは。

ヒールじゃなくても例えば「メガネを外されると見えなくて弱くなる」とか「髪の毛をグシャグシャにされると怒って杖で攻撃」とか「怒ると上半身脱いじゃう」とか「マスコットのチキンでボコボコに殴る」とかヨーネルらしいキャラクターの可能性が欲しいな。
それをやらないならオープニングマッチらしく若手同士の表情豊かな初々しい一戦を見たかった。

結局どっちつかずの宙ぶらりんだったかと。とてももったいない!

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A6人タッグマッチ30分1本勝負
 ×小峠篤司&原田大輔&タダスケ
 (12分15秒パワーボム→体固め)
 ○火野裕士&大石真翔&旭志織

※B&G、オメガの最終決戦となったこの試合は6人がリング内外で暴れまわる大乱戦となる。両チーム一進一退の好勝負を繰り広げるが、最後は小峠が火野の凄まじいパワーボムで決着。B&Gはこのまま引き下がるしかないのだろうか!?

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場外戦から始まった一戦。リングに戻るとそれまでの混乱が嘘のようにお互いのコンディションを確かめあうかのようなベーシックな攻防。
小気味よく攻めて来る大石と旭に対し原田はエルボー中心、小峠はソバットやドロップキックで立ち向かう。

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タダスケも負けじとチョップやエルボーで続くが再びオメガは場外戦。大石はその間ダンスを披露して小峠と原田を挑発。

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そして火野がリング上。そのチョップの威力で苦痛に歪むタダスケの表情。

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タダスケのボディスラムを投げてみろとばかりに身を任せ、エルボー連打も平然と受けて見せるなど力差を見せ付ける火野。
大石と旭の連携、火野のセントーンなど攻め込まれるタダスケだがクロスタックルで何とか脱出。

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嫌な流れを連携で覆そうとする小峠と原田。オメガが場外に逃れれば小峠のトペコンヒーロ。

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これで勢いに乗ったB&G、タダスケが旭をブレーンバスターでリングから締め出すと、大石には3連続のトレイン攻撃から小峠&原田のハーフハッチスプラッシュ。

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そこから大石の即頭部への突き上げニーから片山ジャーマンスープレックスと必勝コースを狙う原田だったが旭がすかさず阿吽でカット。

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するとオメガは瞬く間に原田とタダスケを場外に排除して小峠への集中砲火。大石と旭の連続串刺しエルボーから火野の痛烈な串刺しラリアット。後ろに控えていた大石と旭が飛ばされるほどの勢い。

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続いて大石のトラースキック、旭のダイビングフットスタンプ、大石の絶品ムーンサルトとかつての悪夢が甦る連携。
ここで火野は青息吐息の小峠にパワーボムの体勢。これはタダスケがカットに入るものの再び場外に追いやられてしまう。

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起死回生をとスワンダイブから飛びつ付きを狙う小峠だったが火野はこれをキャッチしてミリタリープレス。
トドメはラリアットで動きを止めてからの超高角度のパワーボム。分断されてしまった原田とタダスケが見つめる中、小峠は撃沈。

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勝ち誇るオメガの3人。飄々と大の字の小峠を見やる。


◎雑感 : 悔しいけど火野のパワーと存在感の前に息の根を止められてしまったなぁ。手に届くかもって思ってたオメガの影が一気にはるか向こうに消え去ってしまった感じ。
これまでそれなりの善戦してきた大石&旭にさえも火野というラスボスがいるプレッシャーからか満足に爪痕を残せてなかったですね。逆に言えば火野という後ろ盾があってオメガ本来の安定感が見られたということか。

唯一気を吐いた小峠と原田の連携も大石や旭にじゃなくて火野にぶつけていかなきゃいけない。B&Gにとって大きな壁となる火野を3人がかりでもいいからおびやかしてこそ観客に響くものになったと思う。
もちろん彼らの連携は洗練されてきていて見事なのだけれども敵の総大将を前にするのであればもう一工夫欲しかった。大事な局面で火野を行動不能にしてあわや、と思わせる場面を作れなかったのは惜しい。
一番手強いのは火野であったと同時にB&Gの戦法を一番知らなかったのも火野だったのだし。
それ以前に大石と旭の定番なインサイドワークに翻弄されて大将を引っ張り出すところまで攻め込めなかったとも言えるだろうけど。
写真にもある通り、火野には冷静に戦局を眺められる余裕があり、大石と旭のお膳立てを受け満を持して小峠を料理にかかったように見えた。

タダスケにとっても火野という存在はKAZMAより感じる圧力が大きかったのだろう全体的に腰が引けていた印象。B&G一番の元気印だけにここで一皮剥けたファイトが見たかった。パワー対策としてはハリケーン2009と同様タダスケに負担が懸かってしまった部分があるのだが今回ばかりは荷が重すぎたようだ。

やっぱり勝敗よりそのあたりのB&G一人ひとりの気後れが総合的に伝わって観客に「かなわないよなぁ」って感じの空気を与えてしまったことは残念。
いまのところ双方とも対抗戦を続ける意義は試合の中から見出せなかったかもしれない。
試合後にマイクで「もう一度!」と言えるほどのボーダーラインを越える事がB&Gにはできなかった。
ならばB&Gは個々が今以上の勲章を手にして総力でブランドを高めていくしかない。その部分ではオメガの3人とは純然たる差があるのだから。
しかしプロレスラーとしての年数からすればB&Gの3人にその差を埋めるチャンスはこれからも巡ってくるだろう。
彼らが宣言する他団体への挑戦は始まったばかり。これくらいで足踏みする必要はないはずだ。

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B6人タッグマッチ30分1本勝負
 菊タロー&○松山勘十郎&ミラクルマン
 (11分55秒山門→片エビ固め)
 ×くいしんぼう仮面&えべっさん&アップルみゆき

※ミラクルがアップルにカンチョーを決めると場内からは大ブーイング!さらに菊タローがお約束のセクハラ攻撃などアップルには過酷な試合となる。くいしんぼうと菊タローの定番ムーブで場内を笑いの渦に巻き込む。最後は松山がくいしんぼうに乱れ髪から山門を決め勝利!

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大阪プロレスユニーク軍入場の流れに取り残され寂しそうにしていたあぽたん。お菓子を首から提げてもらって超笑顔。
試合はまず菊タローとくいちゃんの伝統芸能をたっぷり目に。

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菊ちゃんのデコピンで大ダメージのくいちゃん。この後得意の欽ちゃんジャンプ。

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勘ちゃんはえべっさんとUFOポーズから続いてのロープ渡り。場外に放り出され腰を押さえて自コーナーへ走り去るえべっさん。
ミラコーさんはあぽたんに禁断(だけど定番)のカンチョー攻撃。大ヒールを思わせる容赦ないブーイングを浴びる。

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菊タローはあぽたんに襲い掛かるは、勘ちゃんにみえみえの誤爆はかますわとやりたい放題。
えべっさんはそんな菊タローと互いにお約束を破りまくり。自爆ブルドッキング拒否、UFO拒否、景気回復プレス拒否。
そして相変わらずのブレーンバスター前口上。この後はお約束通りあっさりと投げられる菊タロー。

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それでも最後は勘ちゃんがくいしんぼうにの愛しの乱れ髪を放つとき菊タローはシャイニング菊ザードでアシスト、すかさず勘ちゃんが山門につなげてフィニッシュ。

◎雑感 : 後半に重要な試合があるから、ということで第3試合なのだろうか。それに伴って時間が限られてしまった感があるのは誠に惜しい。
それに大阪プロレスにおいてユニークの試合が持つポジションは非常に重要だと思う。
子供から大人、老人まで初めての人でもすんなり入り込めるひたすら明るい笑いのオンパレード。何度見ても面白い定番ネタのクォリティ。会場に生まれる笑顔、笑顔、笑顔。
ユニークマッチは間違いなく団体の特徴をストレートに伝えうるコンテンツ、これ抜きでは大阪プロレスは語れない。
個人的に観戦におけるシリアスマッチとユニークマッチの比重はフィフティーフィフティーだとさえ思うくらいなのだから。

だからこうやって対抗戦、交流戦を主としたカードが多い大会なら余計にこの試合を休憩後の一発目くらいの順番でたっぷりと見せて欲しかった。総試合数を減らしてもいいから。
なぜならアップルみゆきという紅一点の参戦があるにしろ他のメンバーはOBの菊タローも含めて大阪プロレスの笑いの遺伝子を持つ、言わばユニークにおいてブレの無い面々。10分少々で彼らの豊富な引き出しが全て伝えられる訳が無い。

もちろんワガママな見方をすれば大阪プロレスがファンを作る絶対的要素と言えるシリアスとユニークの絶妙なバランス(通常はシリアス3:ユニーク2もしくはシリアス2:ユニーク3の計5試合)が関東で見たかった。
シリアスも試合が多いなら「名物6人タッグ」というシリアス面での売り物も披露したかったところだ。信頼性し合った団体の選手同士でしか為し得ないルチャの本流ともいえる目まぐるしい多人数の攻防。これは最近ではみちのくプロレスあたりでしか見られない要素だ。これが最近激しさを増して面白くなってきていただけに惜しい。
だからこれも他団体選手とのカード構成で見せられなかった分、せめて大阪プロレスオリジナルであるユニークはこの1試合だけでも「これを観る為にもう一度来よう」と思わせるような圧倒的な笑いの物量作戦で臨んでほしかった。

もちろん集客という点で関東の活動選手を多数招聘することが不可欠だったのは痛いほどよく分かる。しかしここで団体のポリシーを貫く度胸の良さこそ次の大会に繋がってゆくカギなのではないかと思ってしまった。
大阪プロレスファンとしてはここぞの大一番であればある程、笑い過ぎで呼吸困難になりそうな勢いのネタ満載の試合を期待してしまう。従来の新宿FACEにおける関東大会ではそれがうまくいっていたように見えた。
個人的には「腹が痛くなるほど笑い転げる」初観戦客の様子を見て内心悦に浸りたかったのだ。このカードならばそれができたはず。
それほどまでにファンにとって誇りに思えるのが大阪プロレスのユニークマッチなのだから。

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Cタッグマッチ30分1本勝負
 望月成晃&○ドン・フジイ
 (13分47秒ナイスジャーマン)
 秀吉&×政宗

※序盤、ベテランの望月、フジイを前に思うように力を発揮できない戦国。しかし、試合が進むにつれ本来の力を発揮し望月、フジイを追い詰めていく。しかし、望月が場外弾を秀吉に喰らわせ分断すると、フジイがナイスジャーマンで政宗を仕留めた。試合後、望月は戦国に対しもう一度やってやってもいいという発言をする。これは戦国を認めたということなのだろうか?

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ドラゴンゲート絶倫ズの2人を迎え撃つはこの闘いに呼応するように再結成を果たした戦国タッグ。

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まずはフジイと秀吉が譲らないチョップとタックルのぶつけ合い。代った望月は政宗を蹴りで押してゆく。
しかしここで秀吉が入ってフォロー、フジイを急襲して場外排除すると望月を捕獲する。秀吉がスパインバスターからそのまま押さえて政宗の金的ドロップキック、そしてすぐさま秀吉のフットスタンプ。
続けて秀吉が望月を断頭台に捕まえて政宗がギロチンドロップを落とす。戦国が連携でまずは一本。

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しかし望月はエプロンに放り出した政宗を水面蹴りでむりやり座らせるとその背中をサッカーボールキックで場外に蹴り出す。そこをフジイが場外で痛めつけて再びリング上に。

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ここから代わるがわる絶倫ズが政宗を攻め立てる。絶倫ズは頻繁にレフェリーに秀吉をチェックさせカットに入れさせない。
その間にもフジイの重たいチョップ、望月の逆片エビ固めが政宗を苦しめる。
秀吉が熱くなればなるほど展開は絶倫ズに有利に働く。

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なおも集中砲火を受ける政宗だがフジイにカウンターのフランケンシュタイナーを決めて脱出。
秀吉は絶倫ズをまとめてラリアットで倒すとフジイにブルドッキングヘッドロック。政宗はその横で望月にコンプリートショット。

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望月をフライングラリアートでダウンさせた秀吉はそのまま刀狩。
これをカットしたフジイはお返しとばかりに秀吉をコーナーから蹴り出し、望月とともに再び政宗を標的とする。
連携から秀吉の刀狩に繋げようとする戦国だがこれは望月がロープエスケープ。

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ここから秀吉はロープに走ると望月に向かうと見せかけて場外のフジイにトペスイシーダ。リング上を政宗に託す。
望月の蹴りに悩まされる政宗だが、ここでついにこれを捕らえてアンクルホールドを極める。

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ところが望月もこれを切り返してアンクルホールド。ならばと政宗も体を返してアンクルホールドで極め返す。
政宗はこれをロープエスケープした望月に619を浴びせると秀吉に肩車させてスワンダイブの飛びつきフランケンシュタイナー狙い。

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しかしこれはフジイが寸ででカット。息を吹き返した望月はフジイのアシストで秀吉を巧みに分断しながら政宗にツイスター、一角蹴り。

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そしてそのまま場外の秀吉へのプランチャスイシーダ。
残された政宗はフジイを何とか丸め込もうとするが、最後はなぎ倒すようなラリアットからナイスジャーマンと繰り出されてカウント3を聞くことに。

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試合後に絶倫ズは余裕たっぷりに「秀吉?政宗?どっちがどっちだ?」と挑発発言。秀吉の正体をほのめかすような発言も。
しかしそれなりに手応えを感じたのか「暇だったらまたやってやるよ」とマイク。

◎雑感 : 戦国タッグ動きはまずまず。だけど絶倫ズの猛攻に耐えた政宗に対して秀吉がうまく応えられなかった感じ。
パワフルなフジイとキッカーである望月に真正面から対抗できるのは大阪プロレス正規軍では秀吉しかいないだけにここのあたりの期待値は自分自身高かった。
とにかく政宗が狙われるのは予想できた展開だったので秀吉にはそのフラストレーションを吹き飛ばすような活躍を見せてほしかった。
最初にコーナーで給水中(だったかな)のフジイを急襲したシーンには「やった!」と思わせてくれたのだが、結局フジイの方が同じ方法でしつこく報復してきたのには悔しさが残った。
初顔合わせ(と言えない部分もあるのだが)でのインパクトを残し、その機運を高めてゆくことは、これから対外路線を敷いていく点で重要になってくる。それだけに相手をゲストのまま帰らせない図太さを秀吉には持って欲しかった。

戦国連携に関しては定番の小気味いいものは見られたもののB&Gと同様に相手に対してダメージを累積させ決定打に至るようなものは繰り出せなかったように思う。
厳しいことを言ってしまえば、どうしても中繋ぎ的な印象が残ってしまった。終盤に秀吉が望月を肩車したシーンは決まればどうなっていたかと思わずにはいられないのだが。
大阪プロレスというか戦国タッグが広くプロレス界に打って出ようとするのならば秀吉、政宗の個々の実力はもとより名タッグチームの名にふさわしい常に発展性を持つ姿が要求されるのかもしれない。
勝敗うんぬんではなく戦国タッグが広くプロレス界で求められてゆく魅力、というかニーズを持つに至るには何が必要なのか。ビジュアルという面で戦国タッグは、すでにどこの団体に出しても恥ずかしくないものをすでに備えていると思うのだが。

後楽園ホール大会からタッグフェスと待望論的に復活を果たし、10周年記念大会という舞台で対外の強敵とコンタクトを果たした戦国タッグの新たなる姿には、ここ1年(要は戦国が休止になっていた時期とほぼ同期間)で大きく成長したした秀吉のパワーを活かしたものが必要になっていくだろうと感じた。
政宗の巧さというのはある意味こだわりが結実し完成してきている部分もあるので、これから戦国がパワーアップしてゆくための伸び代は秀吉が握っていると思われるのだ。
例えば秀吉が相手を固定して政宗が顔面(もしくは急所)に低空のドロップキック一撃といったシチュエーションでも、すぐに秀吉がフットスタンプといったような今回のようなもう一つ被せた連携をもっともっと見たいところだ。
他団体の連携を見ていると技の進化もあるのだろうが間髪いれず連撃を決めてゆくコンビネーションが多いので(軽量コンビではあるが10周年記念IMP大会に出場したSOSなどはその急先鋒だろう)、戦国にもよりイマジネーション性の高い攻撃が求められていくのかもしれない。速さと重さ、この二つが両立できる可能性を戦国タッグは秘めていると思うのだから。

結果この試合でのフジイと望月は目立った連携こそ無かったが、阿吽の呼吸という点では戦国タッグと互角以上のうまさを見せていた。
これが大一番での経験の差と言うならば、そして上記を含めて連携と呼ぶのならば、場慣れし切れていなかった戦国はまだまだ本領を発揮できていないのだと思う。
その点も踏まえて個々でもコンビでも100パーセント実力を出せなかっただろう戦国の頑張りは望月とフジイに合格点をもらえたのだろうか。合格点をもらえた、と書くとドラゲーの上から目線になってしまうが、これまでの控えめとも言える他団体交流を考えると他から値踏みはされて当然、ここは乗り越えるべき関門だと思うのでこれからもこのような査定してもらうような流れは是非とも欲しいところだ。
もし合格といかないまでも次第点をもらえたのであればドラゴンゲートの本体に上がるのは時期早々にしろ、例えば望月主催の武勇伝やドラゲーのNEXにしろ参戦の機会を待ちたい。
プロレスサミット等のお祭り的イベントではなく敵地に乗り込んでゆく戦国タッグの姿も見てみたいのだ。
大阪プロレスファンの戦国タッグに対する期待度は間違いなく高いのだから。


               ※大阪プロレス公式HP及びメルマガより抜粋

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勝手な事ばかり言いまくって後半に続きます(汗)
選手ならびに関係者の皆様失礼千万で誠にスイマセン。

先週平日だというのに関東で遊びほうけた「ツケ」を何とか払い終えたので今日あたりからブログは通常営業です。
後半も数日中に書きたいなぁ。
posted by ラポン at 16:35| Comment(4) | TrackBack(0) | 大阪プロレス観戦記2009 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
乙。です。

あえての苦言というか、大阪プロレスの実力はこんなもんじゃないという自負があるからこその意見ですよね。

後半戦のあぷ待ってますよ
「数日」と言わず、土日でやれ(笑)

あと、プロフィール画像変えたのね。
めちゃカワユス
Posted by ちゃー at 2009年05月29日 18:35
>ちゃーさん

「後楽園ホール大会はスペシャルだから多少堅苦しくなって萎縮したりしてしまうのは仕方ない」って気持ちと「ありのままが一番素敵なのに」という気持ちか入り混じってます

要は観客の大多数がどっちの大阪プロレスの姿を観たいかという事なんですけどね...

この記事はあくまでも個人的見解なのでイコール答えでは絶対ありませんし

でも内容はあの大会後に夜中(っていうか早朝?)までファン同士で語り合った感想はある程度反映してます

土日に後半...やるけど約束はしないぞ(笑)

プロフィール画像、どんどん本人からかけ離れて行ってますな
本人が耳なんか付けたら100%通報されますでしょ(笑)
Posted by ラポン at 2009年05月30日 09:10
愛があるよ!
そう感じました。愛するがゆえの歯痒い思いを私は受け取りました。
Posted by さぬきうどん at 2009年05月30日 14:22
>さぬきうどんさん

実際のところダラダラと書いてる割に伝えたいことを的確に表現できないもどかしさがあります

酒飲んでリミッター外して仲間内で語るような熱さをそのまま文章化できるような才能は無いもので(汗)

でも正直、今回の後楽園ホール大会は「よそいき」な感じで大阪プロレスのその魅力がうまく表現できてなかった気がします

が、それはラポンという一個人が感じたことであって他の方々がどう捉えたかは分かりません
初観戦の人にとっては意外と満足度が高かったのかもしれませんし

そう考えると文章的に空気読めてない部分もあるかもです

でも自分の大阪プロレスへの想いは「愛」と呼べるほど純粋なもなのか分かりませんが、妄信的かつ主観的に観るのではなく客観的に見つめていきたいと常に思ってます

大阪プロレスについて知識の無い場合どんあ印象を受けるのだろう?とは常に考えていきたいです

もしこれから先、表現的に至らない部分があったらご指摘くださいませ
「大阪プロレスはファンみんなの宝」という軸がブレない為にもさぬきさんや皆の意見はやっぱり欲しいです
Posted by ラポン at 2009年05月31日 08:39
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