2009年10月08日

観戦雑記 9/6だんじりフェスタ2009

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                     ※写真は当日の大会のものです

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以前ベストショット(らしきもの)だけを掲載していたものにミニサイズの画像と文章を追加したものです。
1ヶ月前という事もあり試合内容を完全に覚えていないので緩い雑記風になってます、ご了承くださいませ。

@20分1本勝負
 ×三原一晃
 (7分42秒鬼風車→片エビ固め)
 ○ヲロチ

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ショルダータックル合戦で吠えるカ三原。その表情、常に全力。
年に300試合近く試合をこなす事を考えたらそれはスゴいこと。

これに応えるヲロチはこの日どこかコミカル。登場から1年を迎えようとするヲロチはズルさとパワフルさ、そしてキャラクター性を併せ持った逸材。
怪奇レスラーとして他団体に単体出場したら良い宣伝になりそう。IWAジャパンとか似合いそうなんだけど。

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試合は三原の気迫をヲロチがラフで削ぎ落とす展開。マンハッタンドロップに悶絶するも水車落しで反撃の三原。

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さらにフライングソーセージを投下するもヲロチのミサイルキック(これが空中姿勢がギュッと塊になったようでまさにミサイル的かつ的確)から鬼風車で一気に粉砕されてしまう。

大阪でも東京でも三原の見せるオープニングマッチは気持ちいい。相手が大先輩でもルードでも、今日も三原が突貫ファイトが緑の風を巻き起こす。

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Aタッグマッチ30分1本勝負
 秀吉&○政宗
 (10分28秒雷切→片エビ固め)
 アルティメット・スパイダーJr&×タコヤキーダー

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秀吉が持ち上げてそこに政宗のギロチン。戦国連携の役割分担はこういったパターンが多い。
しかし印象としては1+1=1.5の技。個人的には秀吉が政宗の一撃の為の固定役だけでなく、同時に秀吉がサイドバスター風に落としていくと説得力が増しそうなのだが。
もちろん使う相手にもよるのだろうけど。

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この時点でのスパイダーはルチャを見せようという気負いからかぎこちない動きが目立った(その後どんどん良りますが)。

それに対して王子はあくまでも泥臭く。秀吉と政宗に集中的に狙われるも返せるときにはガムシャラに返してゆく。
ドロップキックもスパイダーのように姿勢がキレイではない、でもそれが王子らしくていい。

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政宗は連続してのギロチンドロップ(最後は顔面踏みにじり)にマフラーホールドと王子に屈辱技&拷問技。

それでも王子は秀吉の猛攻を耐え抜いてダブルニーアタック。
この技、ショートレンジで出だしが早くて王子の技の中では一番威力を感じさせる(ヘタをすると一撃必殺ダイビングヘッドより)技なので有効に使ってほしい。
個人的には試合で何度出してもいいと思う。正面、背後どこから飛んでくるか分からないくらい乱発すればフィニッシュに繋がりやすいと思う。

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ヲロチのミサイルキックを砲弾に例えるならスパイダーのそれは矢。鋭く秀吉を射抜く。この後コーナートップからのトペコンヒーロも披露。
負けじと王子もタコヤキックから一撃必殺ダビングヘッドアタック。

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それでも秀吉がラリアットの応酬からトペスイシーダでスパイダーを分断。
政宗のブルーサンダーからアンクルホールド(骨喰い)で再び捕まる王子。ロープに逃げればそこに619。

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そしてタッグベルト奪取後の戦国の象徴的な技と言える武甕鎚(たけみかづち)。
コウモリ吊り落しの態勢にある政宗を秀吉が丸ごと持ち上げて落とす。秀吉のパワーが活かされた新しいタイプの連携。
政宗のジャンプと秀吉のパワーのタイミングが合えばより高さのある威力抜群の技になると思う。

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これはスパイダーがカットに入るが最後は政宗の雷切が決まって3カウント。

撮った写真を見ると王子がやられている場面が多い。でもこの日は王子の健闘が光った。

今の大阪マット、若手が伸びてゆく中で王子が足踏みしてしまっているのは間違いない。
キャラクターは王子なのにレスラーとしては雑草。でもタコヤキーダーのそのギャップにプロレス的な何かを感じるからこそファンは応援する。それこそ「しゃーないなぁタコちゃんは」と言いながら皆は王子が王になるのを夢見ているのである。

しかし攻める強さもあれば耐える強さもある。耐え忍んだ先にはきっと新しいタコヤキーダーが待っている。そう信じる。

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B6人タッグマッチ30分1本勝負
 ビリーケン・キッド&×小峠篤司&原田大輔
 (12分48秒アウトキャスト→体固め)
 タイガースマスク&ブラックバファロー&○タダスケ

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新宿FACEでのLOVはどこか楽しげ。そんな雰囲気を出しておきながらキッチリと最も手強いビリーにはペースを握らせない。
体調的は最近思わしくないタイガースではあるが参謀として体を張って試合をコントロールする。

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そして逆にLOVが標的にするのはやはり小峠。それは体力的に一番追い込みやすいのが小峠と見ているのもあるだろうが、巷で言われているとおりその「やられっぷり」が気持ちいいというのもある。
ルードの攻めをここまで映えさせるレスラーもなかなかいない。安定感のある受身も特筆。

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この日もっともテンションが高かったのはバファロー。リングに中に外に観客を煽り動き回る。

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「田上ーっ!」「小橋ぃー!」と順番に叫びながらエルボーを落とすタイガースとタダスケ。憎たらしいほどの余裕。
ナメられてたまるかと小峠はエルボー反撃からフライングレッグラリアート。

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ビリーが連続ドロップキックを皮切りにコーナートップからのお座りトペコンヒーロを放てば、小峠は原田との連携を挟んでリング対角にダイブする死角無しのトペコンヒーロ。

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ここがチャンスとビリーがライガーボム、コーナー串刺し背面ドロップキック、コウモリ吊り落しと連発しバファローを追い込む。
ここ一番のラッシュの手数では大阪でビリーに叶うものはいない。しかもその一発一発が力強い。

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しかしLOV側のカットから流れは一変、またも捕らえられてしまう小峠。
タイガースには垂直落下ブレーンバスターから満月の夜を浴びる。

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さらにタダスケから強烈なダッシュハンマーとアウトキャストを食らい小峠無念のフォール負け。
最後は怒涛のチームプレイでLOVがユニットの力を見せ付ける。

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LOVのチーム力は東京大会の方が発揮されているように思える。Mアリに比べて動き回りやすい事もあるのだろうがノビノビ暴れまわっているのだ。
そしてタイガース、バファローと並ぶタダスケの体格にも注目。まだ無理めに増力した感はあるが、これに筋肉の発達が追いついてきたときには想像できないような外見を手に入れるのではないかと今から楽しみ。
個人的にはK−DOJOの火野のような体を想像してしまうのだが。

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Cタッグマッチ30分1本勝負
 ×松山勘十郎&ミラクルマン
 (11分51秒ホワイト・ジャーマン・スープレックス・ホールド)
 くいしんぼう仮面&○えべっさん

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ユニーク軍の純正タッグマッチとなれば定番珠玉ネタの応酬。しかしそれが逆に新鮮で面白い。
毎週のように新しいネタを加えてゆくMアリでのユニークもいいが、その試行錯誤の繰り返しの末に厳選されたものを見せる東京でのユニークはアタリを引きまくり流れが素晴らしい。
東京のファンが2ヶ月待たされているだけに反応が良いというのもあるだろうが、ここ最近のMアリではあまり感じない選手とファンの相乗効果を感じるのだ。

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くいしんぼうとミラクルの一方的ブリッジ合戦に勘十郎流ルチャムーブ。
ロープ渡りを決め「あっ、参ったかぁー!」と決めた勘十郎の横をくいしんぼうのうまか棒が的外れに通り過ぎる。
それを捕まえて素○洗い。適度に下ネタを盛り込むのがユニーク純正クォリティ。

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ハリセンはビンタ合戦を生み、ヘッドロックごっつんこからフラワーダウン。
えべっさんはここで奮起の串刺しラリアットから景気回復プレス。
しかし勘十郎の豚の角煮でリングサイドに追い出されるとそこに3人の連続ダイブ競演。
続いてくいしんぼうは追っかけ追いかけられ串刺しラリアット。

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勘十郎が愛しの乱れ髪でくいしんぼうの動きを止めれば試合は終盤。
これも盛り返そうとえべっさんはまとめてラリアットを放つがミラクル微動だにせず。

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これに興奮したえべっさんは上着を脱ぎ捨ててホワイトモードに。
「白い!」と驚愕するミラクルと勘十郎にラリアットを叩き込んだえべっさんは見事に弧を描くホワイトジャーマンスープレックスホールドで勘十郎から3カウントを奪う。
このホワイトジャーマンといいホワイト無双といい最近のえべっさんは技の表現力が大きく成長しているように感じる。

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ただし最後のえべっさんの遺言はスベった。そういった時のえべっさんと勘十郎との間に流れる空気は実に重苦しい。
こんな時こそくいしんぼうのサディスティックなツッコミが入る瞬間ではないかと個人的には期待しているのだが。

この時のネタは下記の記事にも一部抜粋してあります。

<フニャフニャ> <ミラコータイム> <ミラコータイム痛>

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D大阪プロレス選手権試合時間無制限1本勝負
 <王者>○ディック東郷
 (19分28秒ダイビング・セントーン→片エビ固め)
 <挑戦者>×アジアン・クーガー

※王者が初防衛に成功。

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タイトルマッチ開始前の記念撮影。少しまとまりが無くてバラバラの構図。
これは事情もあったのかもしれないがまったく締まりが無い。せめてクーガーの方にセコンド一人付けてタイトルマッチ宣言を読み上げた代理の方もせめてスーツで並んで欲しい。
タイトルマッチがベルトを争う為の格式ある闘いとするならば、その前のタイトルマッチ宣言は言わば儀式。
これから闘う選手と見ている観客が今までの試合とは違う次元の勝負なのだという気持ちを新たにする瞬間だ。やればいいというものじゃないと思う。

しかもこれは大阪プロレスで一番価値のあるベルト。これではやっと挑戦する機会を得たクーガーが可哀相ではないか。
このタイトルマッチが思い付きのマッチメイクだと揶揄されてもこれでは文句が言えない。

東郷の離れた距離が無言の批判に感じるのは自分だけか。

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それでも試合は力強い攻防の連続で好試合となった。
ディック東郷の鍛え上げられた肉体、そしてプロレスラーの体として理想的な厚みを持つクーガーの初激突はプレミア感たっぷり。

そして見せる動き表情一つ一つがシビれるほどに男臭さを感じさせる東郷とマスクで顔が見えなくともその声でパフォーマンスで観客を乗せるクーガー。まさにお互いのプロレスラーぶりを見せ付ける闘いだ。

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試合はまずヘッドロックの攻防からタックルそしてチョップ合戦へとベーシックな流れ。
そこからクーガーがリングイン、エプロンと連発でギロチンドロップを落としてペースを強奪。戦場を場外に移す。

しかしタダスケが吉野レフェリーの注意を引き付ける中、LOVは不穏な動き。

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新宿FACE名物の中2階からの柵越えチェアアトミコを狙うクーガーだったがこれをLOVがイス攻撃で阻止、逆にイスの上に落とされてしまう。

リングに戻るとチンロックからフィギュアフォーネックロック(首四の字)とクーガーのスタミナを奪いにかかる東郷。

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さらにフロントネックチャンスリードロップ、リバースDDTと多彩な引き出しでクーガーの首を痛めつける東郷。
エプロンでの攻防もペースを握らせまいとする東郷だったがクーガーは介入するタダスケを蹴落として東郷にエプロンでのモンキーフリップ。場外に放り投げられる東郷。

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さらに場外でエプロンを利用したUターンブルドッキングヘッドロックを敢行したクーガーはリングに戻ると顔面スタンプからクーガーロック3号。

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しかし続くクーガーのペディグリーを解いた東郷はクリップラークロスフェース。今度はクーガーが苦しみもがく。

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東郷はムーンサルトからペディグリーでフィニッシュへの流れを掴もうとするがこれをクーガーは逆にペディグリー。
ここからクーガーロック2号に持ち込むクーガーだったがついにリング内までLOVが介入。

タダスケ、タイガースと場外に排除するクーガーだったがコーナーに登った途端に今度はバファローがその背後からイスで殴打の暴挙。

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コーナートップでうずくまるクーガーをそのまま捕獲した東郷は雪崩式ペディグリー。
そのフォールをカウント2で返すクーガーだったがペディグリー、そして必殺のダイビングセントーンと食らってしまいついに力尽きてしまう。

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一つ一つのパートを思い出すと見応えのある闘い。でも欲を言えば良くも悪くもキレイなクーガーだった。
ディック東郷のプロレスに合わせたのか、それとも合わせられたのかは分からないがリング内でのイスを使ったムーブは無しで完全体のクーガーではなかった。

個人的にはクーガーには大阪プロレスの為じゃなくてもいい、自分の為でもいいから遮二無二ベルトを奪いにいくといった貪欲さをを感じさせて欲しかった。
もちろんLOVの介入は予想していたし、勝敗という部分では難しいとは感じていた。だからこそ日頃よりエグいクーガーで行って欲しかった。
自コーナーにセコンドを付けなかった(ビリーの申し出も断ったらしい)のだからなお更だ。

それでも東郷とがっぷり四つで渡り合うクーガーを見た普段大阪プロレスを観ないプロレスファンは2人に間に実力差をさほど感じなかったはずだ。
もしかしたらクーガーがリング内にムチャを持ち込まなかったのも東郷と純粋なプロレスリングの攻防ができるという自信があったからかもしれない。

そして次回の東京大会は新木場1stリングというよりプロレスとしての密度の高い空間。まずは天王山の公式戦を持って来るという。
新宿FACEでは高い集客力を誇る大阪プロレス、その勢いをそのまま引っ張り込めるか。
そこで見せる闘いは大阪プロレスのプライドを見せる闘いになるだろう。
今度は純血同士でどんな凄みを見せてくれるのか。

              ※大阪プロレス公式HP及びメルマガより抜粋

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ちんたらちんたら書いてるとアッという間にIMPが来ちゃいそう(汗)
posted by ラポン at 02:02| Comment(0) | TrackBack(0) | 大阪プロレス観戦記2009 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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