2009年10月17日

今週の大阪さん

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−−−−−10月17(土) 「SATURDAY NIGHT STORY」−−−−−

Dビリーケン・キッド&くいしんぼう仮面
     vs
 ミラクルマン&小峠篤司

C秀吉&アジアン・クーガー&原田大輔
     vs
 タイガースマスク&ブラックバファロー&タダスケ

B松山勘十郎 vs えべっさん

Aタコヤキーダー vs ヲロチ

@政宗 vs 三原一晃

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◎ラポン的見どころ : IMP大会の前日とあって 「SATURDAY NIGHT STORY」の冠が付いていながらもメインはお笑いとなっており「大阪HOLIDAY PARADISE」に近い構成だ。
メインではミラクルと小峠のボヤきコンビがどんな活躍を見せるか。こういったビッグマッチの前日のメインは異常に弾けてプレミア化する可能性が高い。特にビリーの天井なしのテンションには注目だ。

セミではクーガーと原田という頼もしいパートナーを得た秀吉が大一番を前にLOVを黙らせる事ができるか。原田とタダスケの激しい前哨戦にも期待したい。

第3試合も翌日の大阪お笑い選手権を前に隠れた前哨戦。ベルト奪回への光明は見えるのか、見えないのか、いや見えないだろう。

第2試合とオープニングはどちらもシングルマッチ。王子も三原も負けん気で見せる選手だけに内容を競い合う覚悟で試合に臨んで欲しい。

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−−−−−10月18日(日) 「NEVER SAY NEVER 2009」−−−−−

D大阪プロレス選手権
 <王者>ディック東郷 vs 秀吉<挑戦者>

C小峠篤司&原田大輔
     vs
 ヲロチ&タダスケ

B大阪お笑い選手権時間差バトルロイヤル
 <王者>菊タロー
 
 <挑戦者>えべっさん、くいしんぼう仮面、タコヤキーダー、ミラクルマン、松山勘十郎、冨宅飛駈、救世忍者乱丸

Aツバサ vs 政宗

@ビリーケン・キッド&アジアン・クーガー&三原一晃
     vs
 タイガースマスク&ブラックバファロー&The Bodyguard

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◎ラポン的見どころ : 今回のIMP大会をメインを飾るのは現大阪プロレスチャンピオンの「マスター・オブ・セントーン」ディック東郷に今年の大阪ハリケーンまで同ベルトを保持していた「天下人」秀吉が挑むタイトルマッチ。

ルードユニットLOVの親玉としてタイガースマスク、ブラックバファローなどの実力者やタダスケなどの有望若手を統べる立場のディック東郷ではあるが、実際のMアリにおける出場は一度のみで「SATURDAY NIGHT STORY」での悪事には直接加担せず黒幕的なポジションとなっている。

それをいい事にタイガース達はディック東郷がかつて作ったLOVという強力なユニットネームの虎の威を借りて、まさに狐の如く謀略を重ねているのが現状だ。
その証拠にユニットとして新生LOVのカラーは前身ユニットである最悪軍団のものとさほど大きく変わっていない。そこにディック東郷の影はあまり感じられないのだ。

だから後楽園大会以降の半年、ほとんどがタイトルマッチ(もしくはシングルマッチ)のみの出場で勝利を重ね続けるディック東郷のイメージは少しもダーティに揺らぐ事は無く、そのリンピオ、ルードを超越した捕らえどころのない存在に大阪プロレスは苦しめられる事になる。
入場時にもほとんどブーイングが起こらないのもLOVの頭領というより一己のプロレスラーとしてのディック東郷の評価がそのまま大阪マット上に持ち込まれていることの証明であると言えるだろう。

今回の挑戦も正規軍の側、というか大阪プロレス側が実力でLOVを下から潰してディック東郷をタイトルマッチの場に引きずり込んだわけではなく、限りなく会社決定に近いシチュエーションでの発表となった。
LOVは今回も賞金マッチ(ちなみに今回は200万)を要求してくるのだろうが、ディック東郷と彼らの間にはあくまでもそれだけの繋がりでしかないというのが素直な印象で、個人的にはとても脆い絆といったイメージさえ受けてしまう。
それだけでもタイトルマッチへの成り立ちというか意義が希薄になってしまったと言われても仕方が無い事だろう。

だからこそ、そのような状況の中でのタイトルマッチのグレードを上げるのはやはり試合内容という事になるのだが果たしてどのような展開になるのだろうか。
秀吉のファイトスタイルというのは刀狩という絞め技での必殺ムーブこそあるものの、試合を作っているのはその体格を活かした豪快なパワーファイトである。
その直線的でイノシシ武者のようなスタイルこそが秀吉の魅力といえるのだろうが、これが「プロレスリング・マスター」の異名を持つディック東郷に通用するかどうかは甚だ疑問である。
実際、秀吉が第14代王者であるとき挑戦を受けたのはビリーケン・キッドと政宗のみ。どちらも手の内を知り尽くした相手である。シングルプレーヤーとしての未知なる他団体選手とのタイトルマッチは経験として皆無なのだ。

これを踏まえてプロレス団体を渡り歩き、豊富な経験とテクニックを併せ持つディック東郷を秀吉は攻略し切れるのか。ほとんど知識の無い相手との対戦するには前哨戦がない事も含めて、決定から当日までの期間が短すぎると思われるのだ。
それは相手も同じだろうと思われるかもしれないが、過去の防衛戦やシングルマッチにおいてディック東郷はビリーケン・キッドやアジアン・クーガーの勝利への方程式を、終盤の得意ムーブを封じてみせる事で見事看破してきた。
それがLOVの情報力によるものなのか、それともディック東郷自身が本能で危険を嗅ぎ分け回避しているものか定かではないが、実力の読み合いという点において秀吉と王者ディック東郷の間には大きな開きがあるものと見て間違いないだろう。

ならば秀吉の勝利に必要なのは何なのだろう。
まずは政宗はもちろん、ビリーケン・キッドにもセコンドを付いてもらう事。彼がディック東郷と肌を合わせたことで得た知識は心強い。そして政宗と共にLOVの介入に対する威嚇となれば勝利への可能性はそうでない時より確実に高くなる。

そして秀吉が大一番で見せる新技の存在も重要だ。刀狩スープレックス、零式刀狩、そしてジャックハマーと彼が試合の中で前触れも無く見せる突然の奇策はディック東郷の勝利へ方程式を狂わせるのに非常に効果的であるといえる。

あと重要なのはスタミナ配分か。秀吉の特にタイトルマッチの時に言える事だが、気合いが入るあまり前半に動きすぎて後半明らかに体力低下が見られる時がある。
今年のタッグフェスにおいて2度の時間切れ引き分け、そして決勝は2試合とスタミナ的には問題は無さそうなのだが、その爆発力を後半に残しておく事こそがシングルプレーヤーとしての秀吉の課題なのではないかと個人的には思う次第だ。
くれぐれも決め時に体力が尽きてディック東郷に隙を見せるようなことが無いように願いたい。

季節は秋、大阪最強を決める天王山2009を11月に控え日程的に今年最後のシングルでの大阪プロレス選手権となる事もありえる状況の中で秀吉はベルトを奪取し、昨年に続いて王者で年を越すことができるのだろうか。
いや、そうであって欲しい。

そうでなければ、これまでMアリに参戦に積極的でないディック東郷の事、防衛をしたとしてもし天王山2009に出場せず、大阪プロレスチャンピオンが不在という事態になれば天王山自体のグレードが下がったものになってしまう。

チャンピオンはチャンピオンとして大阪のリング上で果たすべき責務がある。それを善く理解する男こそが秀吉。
ここは今一度、秀吉の天下獲りに賭けてみようではないか。

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セミは長く続いたLOVと若手による一連の抗争が辿り着いた終着点。
展開はやや間延びした印象のあったのだが、ここはヲロチとタダスケ達が「誤爆を演出してのフォール勝ちで小峠を精神的に追い込む」や「相手のコスチュームを盗んで着用、精神的に動揺させて最後は反則の濡れ衣を着せて勝利」など工夫を凝らしていた事を素直に評価するべきなのだろうか。

そこからも分かるとおり若手の決起から起こったストーリーではあるものの主導権は完全にLOV側が握っていた訳であり、それこそ活躍に期待していたファンからすれば憤懣やるかたない展開が続いたと言えるだろう。

ここまでおちょくられっ放しの小峠と原田ではあるがここで彼らが納得のゆく勝利をすれば、それでLOVの存在自体が脅かされることはないにしろIMP大会という舞台で今までの憂さを晴らしハッピーな決着となる。
恐いのはヲロチがタダスケに耳打ちしたIMPでの作戦の内容だ。

もちろんそれを打ち破ってこそ翌々日20日の大日本プロレス若手との合同興行「大日×大阪大戦」に向けて意気上がるというものだ。

ここに来て同月26日の大日本プロレス後楽園大会へのタイガース&バファローの出場など盛り上がってきた両団体の交流。それを先導して走るのは小峠や原田という大阪プロレスの未来そのものでなければいけない。

ルードとはいえタダスケの実力向上も大阪の若手の実力の底上げの一つの結果であるとも言え、反則やラフの飛び交う乱戦も結構だが彼ら4人の実力をファンに知らしめる一戦も期待したい。

ストーリー性に加えその試合内容で魅せる事。その2極こそが天王山、そして大阪ハリケーンへの道へと繋がるに違いない。

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第3試合は時間差バトルロイヤルによる大阪お笑い選手権。ベルトを巡って総勢8人が凌ぎを削る。

この形式の試合は入場曲が流れるまで次に誰が出てくるか分からないところが大きな魅力。全員の入場曲が堪能でき、加えてカウントダウンなどの演出があれば会場が盛り上がる事間違い無しである。

そして通常の試合であればフォールなりギブアップをされない限りはベルトが移動する事はないが、バトルロイヤルとなるとオーバーザトップロープ(トップロープを越えての場外離脱)による失格というルールがあるのに加え、全員が被さってのフォールやよってたかっての関節技など不条理な展開が多く盛り込まれる。

挑戦者にしてみれば菊タローが失格となればその時点でタイトルの移動は決定的なわけで、まずは王者からという意識が働く事は想像に難しくない。
菊タローにしてみればこの時点で王座はリセットされてしまったも同然と言え、誠にありがたくない試合形式だろう。

とにかくこれは今まで菊タローの(お笑い)絶対王者ぶりに手をこまねいていたユニーク軍団にとって大きなチャンス。特に前バトルロイヤル王者のえべっさんやバトルロイヤル巧者のタコヤキーダーには唯一無二の好機なのだ。

問題はエゴの渦巻くリング上での仲間割れだけ。そこを菊タローにつけ込まれなければ良いのだが。

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ツバサと政宗のシングルマッチは既に今年一度組まれている(3/29ホリパラ)が、その時は政宗が最悪軍団だった事もあり若干立ち位置が違う。
その時はツバサが一枚上の貫録勝ちと言った印象であった。

ツバサはかつて政宗のルチャに対して「引き出しが開いていない」と語っていたが、ツバサによってメキシコ修行時代の引き出しを引っ張り出した政宗がどんな動きを見せてくれるか今から楽しみである。

先週ビリーケン・キッドとともにルチャリブレトリオを組んだ2人、きっとIMPという舞台で存分に魅せてくれる事だろう。前回よりも広い空間が使える2人のファイトはビッグマッチにこそ相応しい。

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オープニングマッチは激戦必至の6人タッグ。メンバーの充実度も高く最初から観客を熱くさせてくれそうだ。
今回は脇役に甘んじてしまった6人だが、そこで何を表現できるかで道は開かれるはずだ。

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クーガーさん参戦のフリーダムス第3戦に行って来ました。今日明日中にその試合の写真だけでもアップできるかな?
posted by ラポン at 05:34| Comment(0) | TrackBack(0) | 今週の大阪さん | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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