2009年10月24日

今週の大阪さん

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−−−−−10月24(土) 「SATURDAY NIGHT STORY」−−−−−

D秀吉&アジアン・クーガー&原田大輔
     vs
 ヲロチ&The Bodyguard&タダスケ

Cビリーケン・キッド&三原一晃
     vs
 タイガースマスク&ブラックバファロー

B政宗 vs えべっさん

A松山勘十郎 vs くいしんぼう仮面 vs ミラクルマン

@小峠篤司 vs タコヤキーダー

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◎ラポン的見どころ : メインは早くも天王山への思惑が見え隠れする6人タッグ。
その天王山1回戦で組まれている秀吉とボディガーの公式戦は、先日のIMPメインに向けて秀吉が掲げた「タイトル奪取して初防衛戦はボディガーを指名」というシチュエーションこそ叶わなかったものの、以前より再戦が期待されていたカード。その布石がこの日の絡みとなるのである。

彼らの遭遇が引き起こす闘いはまさに超肉弾戦、タックルの激突などは大阪マット有数の迫力を見せてくれる。
言わば大阪プロレスの中でクールなボディガーの本性を引き出せるのは秀吉であり、秀吉はボディガーのようなパワーにおいて己のポテンシャルを超えた相手と当たる事で限界値を高める事ができるだろう。

個人的な意見でしかないがディック東郷への挑戦で対戦経験の少ない相手へ実戦不足を露呈してしまった感のある秀吉が、その闘いのベクトルを外に向ける為には大阪プロレスの枠にとらわれないパワーやスピード、そしてテクニックへの適応が急務であると言えるのだ。
現大阪タッグチャンピオンとして、そして大阪プロレス最強のベルトを一度は巻いたものとして、これからも団体の中心を担っていくため秀吉にはボディガーを踏み台にするくらいの気概が無ければいけない。ボディガーが規格外のパワーであるのならば、彼と互角に渡り合う為に自分自身も規格外に押し上げてゆけばいいのだ。
プロレスラーとしては最も脂が乗る時期に差し掛かった秀吉にはまだまだ天井無しの可能性がある。だからこそこれからの行動一つ一つに大きな意味を持たせつつ闘っていってほしいと願うのだ。


同じく新木場1stリングで1回戦が組まれるアジアン・クーガーとヲロチにも浅からぬ因縁がある。今年上半期、ビリーがチャンピオンだった折にクーガーはそのベルトへの挑戦を切望したが、これを挑戦者決定戦を経てヲロチに横取りされた過去があるのだ。
常に観客を盛り上げながらもどこか飄々とした印象を受けるクーガーだけに、その屈辱的な出来事を感じさせぬままここまできているが、内心はこの機会に雪辱を狙う気持ちがあってもおかしくないのではないか。

その内に秘める闘志は天王山においてその持ち得る実力を全開放するに至るのか。以前はブログを拝見すると負傷箇所への不安を書き連ねている事が多かったクーガーだが、最近はそのコンディションの上昇ぶりを物語るかのようにリングの上でも軽快な動きを見せている。
もしクーガーが今一度ベルトへの挑戦など頂点に意欲を持つのであれば、シングルにおけるヲロチへのリベンジは天王山優勝と同列とも言っていい程の課題ではないだろうか。
新木場大会に地元大阪のファンを引き寄せるような活躍ぶりに期待したい。

そして原田とタダスケに関しても1回戦を勝ち抜けば2回戦で激突する事となる。お互いマグニチュード岸和田とブラックバファローという強敵を破ってしか実現しないカードではあるが、それを実現させる為の激しい熱をここで発生させて欲しい。
特に原田に関してはその実力に対して実績が比例してきていない部分がある。タッグフェスで桃の青春タッグが台頭してきたのと同様に原田はこの天王山でヤング・マスターたる片鱗を見せなければいけないのだ。

タダスケにしてもルード転向からの勢いが衰えていない今だからこそ、その成長振りを栄誉ある大会で結果として残す事が必要不可欠と思われる。バファローを倒す事は容易ではないが、それが不可能ではないという雰囲気はすでに彼から発せられている。
LOV同士のカードだからと馴れ合いになるなどタダスケには似合わない。正々堂々と初戦突破してこそ2回戦をも乗り越えるパワーが生まれるのであろうから。

このように今年の天王山は大阪プロレスのリング上における因縁を清算する場として組まれるべきして組まれたカードが並ぶ。
前哨戦からこれを見届ける事は大阪プロレスの未来予想図を一足先に見つめてゆく事になるのかもしれない。

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セミファイナルはビリーケン・キッドが先日のIMP大会で殊勲を挙げた三原をパートナーに、LOVのブレーンであるタイガースとバファローを迎え撃つ。

三原が兼ねてから今年の目標として掲げていた先輩越えは、若手を大きく飛び越してブラックバファローからの電撃3カウントという形で成し遂げられた。不意の快挙にIMPの場内はオープニングマッチから異例の盛り上がりを見せた。
もちろんこれはタッグマッチという形式の中でのことだが、この勝利が相手の誤爆がらみであるとか先輩のアシストではなく、バファローのフィニッシュムーブであるバックドロップを食らい、それを跳ね返し焦らせ、急ぎ放った2発目を押し潰した事によって挙げられたものであることに大きな意義がある。
逆にバファローにとって見てはいい面汚しである。自分の得意技を逆手に取られた上に、どんな形であれこのカードの勝敗は公式な記録としてブラックバファローの戦歴に残っていってしまう。
かくして報復に燃えるバファローが、その得意とするマンツーマンいじめの幕を開けるだろう。標的を見つけたときのバファローの執拗さは大阪プロレスで右に出るものがいないのだから。
それだけでなくLOVの格好の標的として三原への攻撃は熾烈を極めるはず。それこそ若い三原に対して大人気ない攻めが加えられることだろう。

しかしそれは同時に三原の経験値を大きく押し上げる事になる。日常的に声援や檄が飛び交う三原のファイト。それは彼の熱い闘いに呼応して生まれるもの。きっと彼ならこの試練を乗り越えて一回り成長してくれるはずだ。

「天王山2連覇という勲章を下げてディック東郷に再挑戦」を明言したビリーもここから負けられない闘いが始まる。1回戦が外敵の佐々木義人という事でその実力にはまだまだ未知の部分も多いだろう。
それだからこそビリーには極限まで自己の意識を高めてこれに備えておく必要がある。彼には大阪プロレスのエースとしてそういった闘いの最前線に立ち続ける宿命があるのだから。
もちろんその時まで自身の敗北は許されない。一時はタダスケにまでフォールを許し、どん底まで落ちてしまったビリーケン・キッドが再び輝きを取り戻すにはベルトの奪回だけでなく、そのプライドの完全回復こそが必要になるのだ。

それにはまず煮え湯を飲まされてきたタイガースとバファローにお灸を据えておく必要がある。今年の天王山はうまくいけばLOV絡みのカードを回避して決勝に上がれる可能性もあるが、彼らの計略を突破しない限りビリーの復権への道はその青写真通りにはいかないはず。

どんな形であれ点から始まったものを太い線にする、ただただ前を向き突き進むという流れにおいてはビリーも三原もこの試合からすでに正念場なのである。

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第3試合は一見したところ先月ホリパラのTVマッチで組まれたカードであるが、これがサタナイで組まれるとなると違った見方をするべきか。その時はえべっさんの独特な空気を前にやりにくそうな政宗の姿が目立ったが、こういったお笑いのエッセンスの入った試合においての政宗はいじられてこそ本領を発揮すると言えるだろう。

そんな政宗がユニーク軍とサタナイで絡むような因縁とくればそれはただ一つ、彼の持つバトルロイヤルのベルトを巡るものではないだろうか。
このカード一つを取ってそれを予想するのは早計かもしれないが、チャンピオン政宗を軸とした一風変わったバトルロイヤルの景色をそろそろ見てみたい。天王山を前にしてちょっとした息抜きとして期待してみたいものだ。

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第2試合は時間差バトルロイヤルをもってしても菊タローからのベルトを取り損ねてしまった、夢破れし者どもの3WAY。
そうは言ってもミラクルもくいしんぼうも天王山へのエントリーがされているだけに徐々にシリアスなモードへのシフトが必要になってくる。またしてもムチャなミラクル、キラーなくいしんぼうが見られるか。
何はともあれこの日の3WAYはいつも通りのユニーク軍の楽しい試合が繰り広げられそうだ。

オープニングマッチはIMPでバースデー勝利を飾った小峠が王子と対戦する。
このところシングルでカードを組まれる事の多い王子だが現状として自らの殻を破る為の突破口を見出せていない。チャンスが回ってこない今だからこそ飛躍の為の何かを感じさせる試合を見せて欲しい。

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−−−−−10月25日(日) 「大阪HOLIDAY PARADISE」−−−−−

Dビリーケン・キッド&ミラクルマン
     vs
 くいしんぼう仮面&えべっさん

C秀吉&小峠篤司
     vs
 ヲロチ&タダスケ

B政宗 vs 原田大輔

A松山勘十郎 vs タコヤキーダー

@アジアン・クーガー&三原一晃
     vs
 タイガースマスク&ブラックバファロー

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◎ラポン的見どころ : メインはビリーの弾けっぷりが楽しみなユニークマッチ。ミラクルとくいしんぼうのハズレ無しの伝統芸能も堪能できそう。

セミはどシリアス。ヲロチ&タダスケはIMPこそ敗北を喫したものの、ここ最近の大阪マットでは最も名を売ってきているタッグチームだけに油断できない。小峠は借りを返されないように注意が必要だ。

第3試合のタッグマッチなどでも序盤で素晴らしいレスリング合戦を繰り広げる政宗と原田が注目の一騎打ちだ。政宗が原田に合わせるか、それともはぐらかすのか中盤以降の攻防にも期待だ。

第2試合はユニークモードの王子が勘十郎をどうズル賢く攻めてゆくか。勘十郎が少しシリアス向けにやっても面白そうな一戦だけにどんなバランスで見せてくれるか注目したい。

オープニングはサタナイに引き続いて三原がLOVの猛攻に立ち向かう。その渦中でクーガーのムチャリブレがどのような見せ場を作ってくれるかも楽しみな一戦だ。

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開店休業状態スイマセン。平日にブログに取り組めない(泣)
posted by ラポン at 17:35| Comment(0) | TrackBack(0) | 今週の大阪さん | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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