今回は大阪の難波と日本橋の中間にポツンとある古本屋(店名忘れました)を探検してきました。
ここは古本のほかにも古い映画のポスターなんかも売っていて古典的SF&ホラー映画やヘンテコB級映画を愛するラポンにとって良い目の保養にもなります。
しかーし今回も探しているのはプロレス書籍。
そして見つけたのがコレ。

「流智美のこれでわかったプロレス技」ベースボールマガジン社1994年刊行です。
上下巻...じゃなくて上半身編と下半身編に分かれてます(笑)
写真を見ていただければ分かるのですが2冊を並べると謎のマスクマンがアントニオ猪木とおぼしき男に魔性のスリーパーを、そして高田延彦らしき男にヒールホールドを決められていて相当に無残。
だから何だって言われても困りますが(汗)
内容は2冊合わせて160近くの技を元祖からの歴史、そして使い手などを掘り下げて掲載しています。
ただしどんな技なのかという説明が足りていないので初心者向きではないですね。

でも、そもそもラポンがプロレスを見ていなかった約7年半の間にプロレス技ってのは飛躍的に種類が増えてるのですが、例えこれからもどれだけ増えようと基本的にはこの本に載っている技から派生してるのは間違いないです。
だからこそこうやって技のルーツを書き記した本は非常に価値があると思うんです。今こんなの作ろうとしたら大変だろうなぁと。
実際本としては古いですが昔からのプロレスファンは過去の遺産で楽しんでいる部分もあるので、自分もご他聞にもれず往年のプロレスラー達のフィニッシュシーンを思い浮かべながら読みふけり、悦に入っております。
今回も1冊100円で計200円、ごっちゃんです。

で、これに載ってない新しい技については中継を見るのが一番なんですが(生観戦はその場で分かりませんもんね)、週刊プロレスの「プロレス技辞典」も不定期ですが大助かり。
自分はファイリングして保存しとります。

あと同誌のサバイバルコラムの中でのメンズ姉さんの「50音順プロレス技解説」も参考になりますね。
観戦記を書いている以上、少しでも技の記載ミスは減らしていきたいのでこれからもお勉強していこうと思います。
ちなみに自分が「生観戦」で一番衝撃に残っている技は1994年6月3日の全日本プロレス武道館大会での三沢vs川田の三冠戦。
フィニッシュは35分50秒の激闘の末に出した三沢のタイガードライバー'91。要は垂直落下式タイガードライバーです。
三沢がクラッチして川田を持ち上げて静止...一瞬時が止まったかのようでした。それから川田が脳天からマットにめり込む。
あっ、川田死んだと思わず感じてしまうほどの一撃でした(それは無いんですけどね)。
だって隣の川田ファンの友人が泣いてたもんなぁ。「ヒ、ヒドイ」って(笑)
...ホント自己満足の記事で失礼しましたー。